特許
J-GLOBAL ID:200903035472056178

印字装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 泰比古
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-165328
公開番号(公開出願番号):特開平10-337939
出願日: 1997年06月07日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 反射型センサによって印字品質の良否判定を行う様にした印字装置において、センサの能力低下による誤った判定を防止する。【解決手段】 チェックマークを用いた印字不良判定を実行するに際して、検出位置54に用紙の地の色の部分を位置させ(S41 )、LEDを最大光量で発光させたときの受光素子の検出電圧Vmax が、Vmax >A>1Vとなっているか否かを判定する(S43→S81)。しきい値Aには、黒レベル側にかなり近付いてしまったと判定できる様な値を予め設定しておく。Vmax >Aと判定された場合は、液晶ディスプレイに「センサ不良」というメッセージを表示して印字を停止し、強制印字指令がなされたときに初めて印字を行う。
請求項(抜粋):
用紙を所定の搬送経路に沿って給紙装置から排出口へと搬送する紙送り手段と、前記搬送経路内の印字位置に配置され、多数のノズルを有するインクジェット型の印字ヘッドと、外部から入力される印字データに基づき、前記印字ヘッド及び前記紙送り手段を駆動して、用紙に対する印字を実行する印字実行手段と、該印字実行手段が印字を実行した後、前記用紙をさらに排出方向に送る様に前記紙送り手段を駆動すると共に、前記各ノズルの全てからインクを吐出させる様に前記印字ヘッドを駆動して、前記用紙の印字範囲から所定距離後方へ離れた位置にチェックマークを印字するチェックマーク印字手段と、発光素子と受光素子とを有し、前記印字位置と前記排出口との間の検出位置に設けられる反射型センサと、前記検出位置に前記チェックマークが到達しているときに前記発光素子を発光させ、このときの前記受光素子の検出信号に基づいて印字の良否を判定する良否判定手段と、前記用紙の地色の部分が前記反射型センサによる検出位置にあるとき、前記発光素子を最大光量にて発光させ、このときの受光素子の検出信号が白レベルに対応する検出信号から所定以上黒レベルに近づいた値となっているとき、センサ不良であると判定するセンサ不良判定手段と、該センサ不良判定手段によってセンサ不良と判定されたとき、所定のメッセージを表示するメッセージ表示手段とを備える印字装置。
IPC (3件):
B41J 29/46 ,  B41J 29/38 ,  B41J 29/42
FI (3件):
B41J 29/46 C ,  B41J 29/38 Z ,  B41J 29/42 F
引用特許:
審査官引用 (5件)
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