特許
J-GLOBAL ID:200903035566797570

炉内構造物の交換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-307095
公開番号(公開出願番号):特開平10-132985
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】遠隔操作のみに依存する必要なく、しかも被曝の問題を生じることなく、短い時間で効率よく、元の構造物と殆ど同様の構造体との交換を行うことができる炉内構造物の交換方法を提供する。【解決手段】沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器上蓋の炉内構造物を取外す工程と、その工程の途中または終了後で炉心シュラウドがある状態においてジェットポンプを使用して炉内に化学薬剤を循環させる化学除染を行い炉内放射線レベルを低減させる工程と、原子炉圧力容器の炉壁の内側に遮蔽体を設置して炉内放射線レベルを炉内での人員作業が可能な基準値以下まで低減させる工程と、炉内構造物のうちそれに代わる新構造物を据付ける工程とを備える。
請求項(抜粋):
沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器上蓋および蒸気乾燥器を取外す工程と、気水分離器の取外しおよび燃料、炉内核計装検出器、制御棒、燃料支持金具、制御棒案内管、制御棒駆動機構その他のシュラウド内構造物を取外す工程と、炉心シュラウド上方に設置されている給水スパージャ、炉心スプレイ系配管、案内棒その他のシュラウド上方設置機器を取外す工程と、上部格子板および炉心支持板その他のシュラウド内構造物を取外す工程と、炉心下部のインコア案内管、スタビライザその他のシュラウド下部構造物を切断撤去する工程と、前記工程の途中または終了後で炉心シュラウドがある状態においてジェットポンプを使用して炉内に化学薬剤を循環させる化学除染を行い炉内放射線レベルを低減させる工程と、化学除染後に前記炉心シュラウドを切断機器により少なくともシュラウドサポートシリンダとの溶接部近傍で切断し、一体または複数の分割体として炉内から撤去する工程と、複数のジェットポンプを分解して炉内から撤去する工程と、原子炉圧力容器の炉壁の内側に遮蔽体を設置して炉内放射線レベルを炉内での人員作業が可能な基準値以下まで低減させる工程と、前記各工程で撤去した炉内構造物のうちそれに代わる新構造物を気中にて据付ける工程とを備えたことを特徴とする炉内構造物の交換方法。
IPC (4件):
G21C 19/02 GDB ,  G21C 19/02 ,  G21F 9/28 525 ,  G21F 9/30 535
FI (4件):
G21C 19/02 GDB J ,  G21C 19/02 GDB K ,  G21F 9/28 525 A ,  G21F 9/30 535 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
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