特許
J-GLOBAL ID:200903035668514344

ライト・キャッシュ転送の制御方法およびディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-165696
公開番号(公開出願番号):特開2001-005724
出願日: 1999年06月11日
公開日(公表日): 2001年01月12日
要約:
【要約】【課題】 ライト・キャッシュ転送のデータ転送レートの大幅な劣化を防ぎ、その最低値を高いレベルに維持できるようにする。【解決手段】 仮想的バッファ・フル容量T(t<SB>x</SB>)の初期値T<SB>i</SB>をF/N(Fはバッファ容量、N>1)に設定し、ライト・キャッシュ・データ量S(t<SB>x</SB>)が、仮想的バッファ・フル容量T(t<SB>x</SB>)に達しているか否かを判別し、S(t<SB>x</SB>)<T(t<SB>x</SB>)である期間では、ライト・キャッシュ転送を許可し、仮想的バッファ・フル(S(t<SB>x</SB>)=T(t<SB>x</SB>))になったら、S(t<SB>x</SB>)<T(t<SB>x</SB>)になるまでライト・キャッシュ転送を禁止し、仮想的バッファ・フルの継続期間においてディスク書き込みが停滞するごとに(書き込みエラーが発生するごとに)、仮想的バッファ・フル容量T(t<SB>x</SB>)をそのときの値よりも規定値Kだけ大きな値に再設定することにより、書き込み停滞期間でのライト・キャッシュ転送を許可する。
請求項(抜粋):
ライト・キャッシュしたデータを記録媒体に書き込む記憶装置に設けられたライト・キャッシュのためのバッファに、前記記憶装置の外部から単位量のデータを順次転送するライト・キャッシュ転送の制御方法であって、[A]仮想的バッファ・フル容量Tの初期値T<SB>i</SB>をF/N(Fは前記バッファのデータ容量、N>1)に設定し、[B]前記ライト・キャッシュ転送により増加するとともに前記記録媒体への書き込みにより減少するライト・キャッシュ・データ量Sが、仮想的バッファ・フル容量Tに達しているか否かを判別し、[C]ライト・キャッシュ・データ量Sが仮想的バッファ・フル容量の初期値T<SB>i</SB>に達している(S≧T<SB>i</SB>)期間では、ライト・キャッシュ・データ量Sが仮想的バッファ・フル容量の初期値T<SB>i</SB>に達していない(S<T<SB>i</SB>)期間よりも、前記単位量データの転送レートを遅くすることを特徴とするライト・キャッシュ転送の制御方法。
IPC (3件):
G06F 12/08 320 ,  G06F 12/08 ,  G06F 3/06 302
FI (3件):
G06F 12/08 320 ,  G06F 12/08 B ,  G06F 3/06 302 A
Fターム (7件):
5B005JJ11 ,  5B005KK12 ,  5B005MM11 ,  5B005NN12 ,  5B065BA01 ,  5B065CE14 ,  5B065CH02
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 情報の読出し速度制御方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-216914   出願人:インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション
  • データ転送方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-342718   出願人:旭化成工業株式会社
  • 光磁気ディスク装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-296417   出願人:株式会社東芝
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