特許
J-GLOBAL ID:200903035789099387

筋組織由来の特徴づけされた細胞集団の獲得プロセス及びその利用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-502098
公開番号(公開出願番号):特表2003-535586
出願日: 2001年06月07日
公開日(公表日): 2003年12月02日
要約:
【要約】本発明は、筋組織由来の細胞集団の獲得プロセス及び細胞療法用製品の調製におけるそれらの利用に関する。これは特に、骨格筋組織の生検により予め採取された細胞を培養すること、異なる培養ステージに存在する異なる細胞型を同定すること、求められている細胞集団に応じて培養ステージを選択すること及び細胞療法用製品の調製のために選択された培養ステージで細胞を収獲することから成る。本発明は同様に、その優性細胞型がCD34+、CD15+又はCD56+又はHLAクラス1+であるか又はダブルネガティブ細胞型CD56-/CD15-を含むか又は、より少数派の細胞型CD10+、Stro-1+及びCD117+を含み得る、該プロセスの実施により得られた筋組織に由来する細胞集団にも関する。
請求項(抜粋):
ヒトに投与することのできる細胞療法用製品の調製のための筋組織生検材料からの優性細胞型を含んで成る細胞集団の獲得プロセスにおいて: a) 筋生検材料の採取及びスライシング; b) 筋繊維及び筋細胞の酵素による解離及びろ過による個別化された細胞の分離; c) 成長及び/又は分化培地の存在下での付着性細胞培養反応装置内でのかくして得られた筋肉由来細胞の培養と、場合によってそれに続く単数又は複数の伸長期; d) 特異的細胞マーカーの分析による、異なる培養ステージにおいて存在する細胞型の同定; e) 求められる細胞型が、細胞集団の中で優性の割合で存在する培養ステージの選択; f) e)で選択された培養ステージでの細胞集団の収獲; g) 場合によっては、細胞療法製品の調製のための選択された段階での採取された細胞の凍結、という段階を含んで成るプロセス。
IPC (12件):
C12N 5/06 ,  A61K 35/12 ,  A61P 7/00 ,  A61P 9/00 ,  A61P 9/04 ,  A61P 9/10 ,  A61P 19/02 ,  A61P 19/04 ,  A61P 19/08 ,  A61P 21/00 ,  A61P 21/04 ,  A61P 37/00
FI (12件):
A61K 35/12 ,  A61P 7/00 ,  A61P 9/00 ,  A61P 9/04 ,  A61P 9/10 ,  A61P 19/02 ,  A61P 19/04 ,  A61P 19/08 ,  A61P 21/00 ,  A61P 21/04 ,  A61P 37/00 ,  C12N 5/00 E
Fターム (18件):
4B065AA90 ,  4B065AC20 ,  4B065BB12 ,  4B065BB25 ,  4B065BB34 ,  4B065BC50 ,  4B065BD09 ,  4B065CA44 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087AA03 ,  4C087BB64 ,  4C087NA20 ,  4C087ZA36 ,  4C087ZA51 ,  4C087ZA94 ,  4C087ZA96 ,  4C087ZB02
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (5件)
  • Eur J Histochem. 1993;37(4):375-80.
  • J Clin Invest. 1994 Feb;93(2):586-99.
  • Am J Pathol. 1993 Oct;143(4):1142-9.
全件表示

前のページに戻る