特許
J-GLOBAL ID:200903035826057339

トロイダル型無段変速機及び無段変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-165368
公開番号(公開出願番号):特開2003-028257
出願日: 2001年05月31日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 優れた伝達効率及び耐久性を得られる構造で、しかも油圧アクチュエータ44の故障時にも、動力の伝達を可能にすると共により重大な故障に結び付く事を防止する。【解決手段】 ローディングカム装置10と油圧アクチュエータ44とを組み合わせた推力発生装置43により、各トラクション部の面圧確保に必要な推力を発生させる。このうちのローディングカム装置10は、最も大きな推力を必要とされる場合にも十分な推力を発生させる。これに対して、上記油圧アクチュエータ44は、上記ローディングカム装置10が発生する推力を打ち消す方向の推力を発生する。上記推力発生装置19が発生する推力は、通常時には上記ローディングカム装置10が発生する推力から上記油圧アクチュエータ44が発生する推力を減じたもの、故障時には、上記ローディングカム装置10が発生する推力のみとなる。
請求項(抜粋):
それぞれが断面円弧形の凹面である互いの内側面同士を対向させた状態で、互いに同心に、且つ回転自在に支持された入力側ディスク及び出力側ディスクと、これら入力側ディスク及び出力側ディスクの中心軸に対し捻れの位置にある枢軸を中心として揺動する複数のトラニオンと、これら各トラニオンの中間部に、これら各トラニオンの内側面から突出する状態で支持された変位軸と、これら各トラニオンの内側面側に配置され且つ上記入力側ディスク及び出力側ディスクの間に挟持された状態で、上記各変位軸の周囲に回転自在に支持された、その周面を球状凸面としたパワーローラと、上記入力側ディスクと上記出力側ディスクとを互いに近づけ合う方向の推力を発生させる推力発生装置とを備えたトロイダル型無段変速機に於いて、この推力発生装置は、上記入力側ディスクに入力されるトルクに関連させて上記入力側ディスクと上記出力側ディスクとを互いに近づけ合う方向の推力を発生させる第一の推力発生ユニットと、この第一の推力発生ユニットが発生する推力とは別個に制御されて、上記入力側ディスクと上記出力側ディスクとを互いに遠ざける方向の推力を発生させる第二の推力発生ユニットとを組み合わせて成るものである事を特徴とするトロイダル型無段変速機。
IPC (2件):
F16H 15/38 ,  F16H 37/02
FI (3件):
F16H 15/38 ,  F16H 37/02 A ,  F16H 37/02 Q
Fターム (23件):
3J051AA03 ,  3J051BA03 ,  3J051BE09 ,  3J051CB04 ,  3J051EA08 ,  3J051EA10 ,  3J051EB03 ,  3J051ED15 ,  3J051FA10 ,  3J062AA60 ,  3J062AB06 ,  3J062AB16 ,  3J062AB35 ,  3J062AC03 ,  3J062BA16 ,  3J062BA17 ,  3J062BA40 ,  3J062CG03 ,  3J062CG13 ,  3J062CG32 ,  3J062CG38 ,  3J062CG72 ,  3J062CG91
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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