特許
J-GLOBAL ID:200903035885196695

二重イオンガイドインターフェースを有する質量分光計装置およびその作動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-403851
公開番号(公開出願番号):特開2002-083565
出願日: 2000年12月04日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】【課題】 アダクトイオンを資料イオンに変換するように構成され且つ作動される多数のイオンガイドを備えたイオン源を用いた質量分光計装置、およびアダクトイオンを試料イオンに変換して検体イオン電流および質量分光計装置の感度を高めるために多数のイオンガイドを作動する方法を提供することを目的とする。【解決手段】 イオン源で発生されたイオンを真空圧下で室内の質量分析器へ供給するためのインターフェースを提供する。詳細には、このインターフェースはイオン源またはイオン源と質量分析器との間のインターフェースの高圧領域で形成されたアダクトイオンを解離するように作動される2つの連続したイオンガイドを有しており、かくして検体イオン電流を高めることによって質量分析器の検出限度または定量限度を向上させる。
請求項(抜粋):
高真空室に配置され、大気圧で形成されて中間真空室を通して差し向けられるイオンを分析するための質量分析器を有する質量分光計装置において、質量分析室のすぐ前の第1および第2真空化室を備えており、第1室は第2室より高い圧力にあり、第1室に設けられ、イオンを上記第2室へ案内するための第1多極イオンガイドと、第2室に設けられ、イオンを質量分析のために第1室から高真空室へ案内するための第2多極イオンガイドと、上記第1および第2多極イオンガイドのうちの一方または両方と関連されており、第2インターフェース室の圧力で、室に入るアダクトイオンがそれらの破壊なしにプロトン化分子カチオンまたは分子アニオンに変化され、それにより試料イオン電流、従って質量分光計装置の感度を高めるように、アダクトイオンの並進運動エネルギーを高めるための手段とを備えていることを特徴とする質量分光計装置。
IPC (3件):
H01J 49/06 ,  G01N 27/62 ,  H01J 49/26
FI (4件):
H01J 49/06 ,  G01N 27/62 E ,  G01N 27/62 L ,  H01J 49/26
Fターム (1件):
5C038FF03
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る