特許
J-GLOBAL ID:200903035965891920

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-316619
公開番号(公開出願番号):特開2000-145939
出願日: 1998年11月06日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 摩擦係合要素のつかみ換えによる制御を行なう際に、係合側の摩擦係合要素のストロークを安定的に保持させ、良好なつかみ換え動作を学習制御することが出来る自動変速機の油圧制御装置を提供すること。【解決手段】 学習制御手段21eが、所定変速段へのダウンシフトに際して、入力軸の回転数の変化率を演算し、その最大値SpMax及び該最大値までの時間tspMaxを求め、求められた最大値及び該最大値までの時間に基づいて、係合側制御手段による油圧制御手段を介した係合側の油圧サーボの、油圧室を満たすための時間tSA及び/又はその後の待機状態での待機圧PS2を修正し、当該修正された値を後のダウンシフトに際した制御のために保持する。
請求項(抜粋):
エンジン出力軸からの動力が入力される入力軸と、車輪に連結される出力軸と、これら入力軸と出力軸との間で動力伝達経路を変更する複数の摩擦係合要素を有する変速機構と、前記摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボと、これら油圧サーボの油圧を制御する油圧制御手段と、前記油圧制御手段へ油圧制御信号を出力する制御部とを備えてなる自動変速機の油圧制御装置において、前記制御部は、所定変速段へのダウンシフトに際して解放側となる摩擦係合要素用油圧を制御する解放側制御手段と、所定変速段へのダウンシフトに際して係合側となる摩擦係合要素用油圧を制御する係合側制御手段と、前記所定変速段へのダウンシフトに際して前記入力軸の回転数の変化率を演算し、その最大値及び該最大値までの時間を求め、該求められた最大値及び該最大値までの時間に基づいて、前記係合側制御手段による前記油圧制御手段を介した係合側の油圧サーボの、油圧室を満たすための時間及び/又はその後の待機状態での待機圧を修正し、当該修正された値を後のダウンシフトに際した制御のために保持する学習制御手段と、を備えたことを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:42
引用特許:
審査官引用 (3件)

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