特許
J-GLOBAL ID:200903036000135160

クロマト分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伴 俊光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-255014
公開番号(公開出願番号):特開2007-064944
出願日: 2005年09月02日
公開日(公表日): 2007年03月15日
要約:
【課題】2以上の成分を含む原液の特定の成分に対して相互作用を持つ吸着剤が充填されたクロマトカラムを用いて、簡素にかつ高純度に分離精製するクロマト分離方法を提供する。【解決手段】吸着クロマトグラフィーまたは分配クロマトグラフィーの作用を有する吸着剤が充填されたクロマトカラムを用いたクロマト分離方法において、原液と溶離液の少なくとも一方を循環系内に供給し、循環系内においてある成分が富化された充填塔の1箇所から循環系内に供給された液量と等しい量を抜き出す第1工程と、一切の原液、溶離液の供給、分離された成分の抜き出し、を行わずに系内の液を循環させる第2工程を組み合わせることで分離を実施するクロマト分離方法により精製することを特徴とする擬似移動層方式のクロマト分離方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
吸着クロマトグラフィーまたは分配クロマトグラフィーの作用を有する吸着剤を充填した複数の単位充填塔から成り立ち、これらの単位充填塔を直列に連結するとともに最下流部の単位充填塔と最上流部の単位充填塔を連結することにより無端状の循環系を構成した充填層に、2以上の成分を含む原液流体を通流させることにより、前記吸着剤に対する親和力の順に順次分けた吸着帯域を形成させた循環系に対し、 原液と溶離液の少なくとも一方を循環系内に供給し、循環系内においてある成分が富化された充填塔に対応する箇所から循環系内に供給された液量と等しい量を全量抜き出す第1工程と、一切の原液、溶離液の供給、分離された成分の抜き出しを行わずに循環系内の液を循環させる第2工程を組み合わせ、かつ、 前記第1工程では原液または溶離液の供給位置と各成分の抜き出し位置を、循環系内の吸着帯域の移動に合わせて循環系の下流側に順次移動させる操作を行うことで分離を実施することを特徴とするクロマト分離方法。
IPC (7件):
G01N 30/46 ,  B01D 15/00 ,  G01N 30/26 ,  B01J 20/283 ,  G01N 30/88 ,  B01J 20/286 ,  B01J 20/285
FI (7件):
G01N30/46 A ,  B01D15/00 101A ,  G01N30/26 E ,  G01N30/26 H ,  G01N30/48 K ,  G01N30/48 L ,  G01N30/48 P
Fターム (9件):
4D017AA01 ,  4D017AA06 ,  4D017BA04 ,  4D017CA05 ,  4D017CA14 ,  4D017CB01 ,  4D017DA02 ,  4D017EA01 ,  4D017EB05
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許2962589号公報
  • クロマト分離装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-155990   出願人:オルガノ株式会社
  • 特公昭60-55162号公報
審査官引用 (5件)
  • トコトリエノ-ルのクロマト分取法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-353871   出願人:オルガノ株式会社, 富士化学工業株式会社
  • プシコースの分離方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-171892   出願人:香川大学長, オルガノ株式会社, 株式会社林原生物化学研究所, 株式会社伏見製薬所
  • 逆止弁付擬似移動床装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-172123   出願人:ダイセル化学工業株式会社
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