特許
J-GLOBAL ID:200903036003175707

送信出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-245903
公開番号(公開出願番号):特開平9-093188
出願日: 1995年09月25日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 無線局間の伝搬路の信号減衰レベルに応じて出力を制御する送信出力制御装置において、伝搬路の信号減衰レベルが上りと下りとで異なる場合には、それぞれの無線局において受信する際に、受信レベルに差異が生じてしまう。【解決手段】 一方の無線局において、受信レベル測定器11は、受信フレームの受信レベルを測定し、信号減衰レベル算出器12は、この受信レベルと、フレーム解析器14が受信フレームから抽出した送信出力レベルとから、信号減衰レベルを算出する。情報付加器13は、この信号減衰レベルに係る情報を送信フレームに付加する。他方の無線局においてこのフレームを受信する際、送信出力レベル算出器15は、フレーム解析器14が受信フレームから抽出した信号減衰レベルをもとに、送信出力レベルを算出する。両局で相互にこうした送受信を行うことで、各方向ごとに信号減衰量を補正するような送信出力を算出できる。
請求項(抜粋):
無線伝搬路を介して相互に通信を行う少なくとも2つの無線局にそれぞれ設けられ、各無線局の送信出力を無線伝搬路における信号減衰レベルに応じて制御するための送信出力制御装置であって、相手局からの受信フレームの受信レベルを測定する受信レベル測定手段と、前記受信フレームから、相手局の送信出力レベル情報を取得する送信出力レベル情報取得手段と、前記受信レベル測定手段によって測定された受信レベルおよび前記送信出力レベル情報取得手段によって取得された送信出力レベル情報に基づいて、相手局から自局までの信号減衰レベルを算出する信号減衰レベル算出手段と、相手局への送信フレームに、自局の送信出力レベル情報と、前記信号減衰レベル算出手段によって算出された信号減衰レベルに関する情報とを付加する情報付加手段と、前記受信フレームに含まれる相手局からの信号減衰レベル情報に基づいて、相手局への送信出力レベルを決定する送信出力レベル決定手段とを備える、送信出力制御装置。
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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