特許
J-GLOBAL ID:200903036118238796
蓄圧式燃料噴射装置
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-190464
公開番号(公開出願番号):特開平9-042106
出願日: 1995年07月26日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【目的】 燃料リーク量を低減するとともに高い耐久性を有し、小型化可能で安価な燃料噴射装置を提供する。【構成】 電磁弁の弁部材41はシャフト42および球状部材43からなる。球状部材43はシャフト42の先端に摺動自在に支持されており、円筒部42aの先端部をかしめる等の結合手段により球状部材43はシャフト42からの脱落を防止されている。球状部材43が平板プレート51に着座した状態においても低圧燃料通路または低圧燃料室と連通する環状溝通路51bおよび燃料溝通路51cが着座領域内の平板プレート51に形成されているので、電磁弁開弁方向に発生する油圧力が小さくなる。このため、電磁弁閉弁方向に弁部材41を付勢するスプリングの付勢力を小さくできるとともに、このスプリングの付勢力に抗して弁部材41をリフトさせる電磁弁の磁力も小さくできるので、電磁弁の体格を小型化できる。
請求項(抜粋):
コモンレールで蓄圧された高圧燃料をディーゼル内燃機関の各気筒毎に設けられたインジェクタに供給し、このインジェクタの噴射ノズルから各気筒の燃焼室内へ燃料を噴射する蓄圧式燃料噴射装置であって、噴射ノズルの噴孔に高圧燃料を供給可能な高圧燃料通路と前記噴孔とを断続するニードル弁と、前記ニードル弁の反噴孔側に前記ニードル弁とともに往復移動可能に設けられた制御ピストンと、前記制御ピストンの反噴孔側に設けられ前記高圧燃料通路から供給される燃料圧力により前記制御ピストンを前記噴孔遮断方向に付勢する圧力制御室と低圧燃料通路または低圧燃料室とを断続する電磁弁とを備え、前記高圧燃料通路と前記圧力制御室との間に前記圧力制御室への導入燃料量を制限する第1の絞り孔を設け、前記圧力制御室と前記低圧燃料通路または前記低圧燃料室との間に前記第1の絞り孔より通路抵抗の小さい第2の絞り孔を設け、前記電磁弁は、前記圧力制御室と前記低圧燃料通路または前記低圧燃料室とを連通可能な連通路周囲に形成された平面弁座、この平面弁座に平面同士で密着可能な弁部材、前記平面弁座に前記弁部材を付勢する付勢手段、および、通電することにより前記平面弁座から離座する方向に前記弁部材を吸引する電磁コイルを有し、前記平面弁座に前記弁部材が着座しそれぞれの平面同士が密着することにより前記圧力制御室と前記低圧燃料通路または前記低圧燃料室との連通を遮断し、前記平面弁座から前記弁部材が離座することにより前記圧力制御室と前記低圧燃料通路または前記低圧燃料室とを連通し、前記平面弁座と前記弁部材との密着領域内において前記低圧燃料通路または前記低圧燃料室と連通する燃料逃し通路が前記平面弁座または前記弁部材のいずれか一方に形成され、前記平面弁座と前記弁部材との密着面積が小さいことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F02M 47/02
, F02M 47/00 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
特開平1-232161
-
電磁式内燃機関燃料噴射装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-285861
出願人:エラシスシステマリセルカフイアツトネルメツツオジオルノソチエタコンソルテイレペルアジオニ
-
内燃エンジン用の燃料噴射弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-162295
出願人:ガンサー-ハイドロマグアーゲー
前のページに戻る