特許
J-GLOBAL ID:200903036170033272

シリンダの降下防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-045482
公開番号(公開出願番号):特開平9-229010
出願日: 1996年02月07日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 フィルターに高圧が作用しないようにして、通常のフィルター40を使えるようにする。このようにフィルター40を使えるので、ダンパーオリフィス43を小さくしても、それが目詰まりするようなことがなくなる。ところが、従来の装置では、ダンパーオリフィス43の上流側となる通路20にシリンダCの負荷圧が作用するので、フィルターを使えない。そのために従来の装置では、ダンパーオリフィスを大きくせざるをえなかった。【解決手段】 パイロットスプールPSによって、ポペット弁PVの背圧室22に連通する中継ポート36を、負荷ポート35あるいはドレンポート39のいずれか一方にのみ連通させるようにしたものである。したがって、負荷ポート35側の高圧が、ドレンポート39とドレン通路42とを結ぶ通路過程に設けたフィルター40には作用しない。
請求項(抜粋):
スプール弁と、このスプール弁の弁本体に形成したシリンダポートと、このシリンダポートに接続したシリンダと、このシリンダポートを開閉するポペット弁と、このポペット弁の背圧室をシリンダ側に連通させたり、あるいはドレン側に連通させたりする切換弁機構とを備えてなるシリンダの降下防止装置において、上記切換弁機構は、ポペット弁とシリンダとの間におけるシリンダポートに連通する負荷ポートと、ポペット弁の背圧室に連通する中継ポートと、ドレンポートと、パイロット圧の作用で切り換え動作するパイロットスプールとからなり、パイロットスプールには環状溝を形成し、パイロットスプールがノーマル位置にあるとき、上記環状溝を介して負荷ポートと中継ポートとを連通させるとともに、中継ポートとドレンポートとの連通を遮断し、また、パイロットスプールにパイロット圧が作用したとき中継ポートとドレンポートとを上記環状溝を介して連通させるとともに、中継ポートと負荷ポートとの連通を遮断する構成にする一方、上記ドレンポートとドレン通路とを結ぶ通路過程にフィルターを設け、しかも、このフィルターの下流側にダンパーオリフィスを設けたことを特徴とするシリンダの降下防止装置。
IPC (6件):
F15B 11/08 ,  F15B 15/14 380 ,  F15B 20/00 ,  F15B 21/04 ,  F16K 1/38 ,  F16K 31/34
FI (6件):
F15B 11/08 B ,  F15B 15/14 380 C ,  F15B 20/00 G ,  F15B 21/04 D ,  F16K 1/38 C ,  F16K 31/34
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 作動シリンダの制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-288050   出願人:川崎重工業株式会社
  • ロッキング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-067443   出願人:カヤバ工業株式会社
  • 特公昭39-004959
審査官引用 (3件)
  • 作動シリンダの制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-288050   出願人:川崎重工業株式会社
  • ロッキング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-067443   出願人:カヤバ工業株式会社
  • 特公昭39-004959

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