特許
J-GLOBAL ID:200903036224583079

浸漬型膜分離装置のメンテナンスサービスシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-253220
公開番号(公開出願番号):特開2002-058970
出願日: 2000年08月24日
公開日(公表日): 2002年02月26日
要約:
【要約】【課題】 浸漬型膜分離装置の運転状況および活性汚泥の性状を的確に把握して適時に、低コストでメンテナンスすることができる浸漬型膜分離装置のメンテナンスサービスシステムを提供する。【解決手段】 メンテナンスサービス契約を結んだ顧客の浸漬型膜分離装置21の監視手段を遠隔地の中央膜監視センター40のコンピュータで遠隔操作して測定データを収集し、中央膜監視センターのコンピュータに予め格納した相関データを、収集した測定データの変動傾向を指標として参照することにより、浸漬型膜分離装置21の運転状況、活性汚泥の性状を判断し、膜カートリッジの交換の要否を決定し、膜カートリッジの使用年数が平均寿命を満了している時には新品膜カートリッジを、平均寿命に満たない時には再生膜カートリッジをメンテナンスサービス契約に係る提供品として部材センター41から配送する。
請求項(抜粋):
鉛直方向に配置する複数枚の平板状膜カートリッジをケース内に適当間隙を開けて平行に配列して膜モジュールを形成し、膜モジュールを活性汚泥槽内に浸漬し、膜モジュールの下方に散気装置を配置し、各膜カートリッジの透過液流路に連通して処理水取出系を設けた浸漬型膜分離装置のメンテナンスサービスシステムであって、メンテナンスサービス契約を結んだ顧客の浸漬型膜分離装置に、膜カートリッジの膜面に作用する駆動圧力を測定する圧力測定手段と、処理水取出系を流れる透過水量を測定する透過水量測定手段と、各測定手段で継続測定した駆動圧力と透過水量との測定データを時系列で記憶するメモリー回路およびメモリー回路に記憶した測定データを外部へ出力する通信回路を備えた監視手段とを設け、予め経験則として駆動圧力および透過水量と浸漬型膜分離装置の運転状況および活性汚泥の性状との相関データを求め、この相関データを中央膜監視センターのコンピュータに格納し、各顧客の浸漬型膜分離装置の監視手段を遠隔地に設置する中央膜監視センターのコンピュータにより通信回線を介して遠隔操作し、監視手段のメモリー回路に貯えた測定データを中央膜監視センターのコンピュータに収集し、収集した駆動圧力および透過水量の変動傾向を指標として相関データに基づいて浸漬型膜分離装置の運転状況および活性汚泥の性状を判断するとともに、この判断結果に基づいて膜カートリッジの交換の要否を決定し、判断結果および決定を現地維持管理業者に通信回線を通して指示するとともに、交換用の膜カートリッジの配送を部材センターに通信回線を通して指示し、膜カートリッジの使用年数が予め経験則として求めた平均寿命を満了している時には膜モジュールに装着した全ての膜カートリッジを一度に取り替えるのに必要な数量の新品膜カートリッジをメンテナンスサービス契約に係る提供品として配送し、膜カートリッジの使用年数が予め経験則として求めた平均寿命に満たない時には膜モジュールに装着した全ての膜カートリッジを一度に取り替えるのに必要な再生膜カートリッジをメンテナンスサービス契約に係る提供品として配送し、回収した膜カートリッジを再生して再生膜カートリッジとして部材センターで一括して保管することを特徴とする浸漬型膜分離装置のメンテナンスサービスシステム。
IPC (5件):
B01D 65/00 ,  B01D 63/08 ,  B01D 65/02 520 ,  C02F 1/44 ZAB ,  C02F 3/12
FI (5件):
B01D 65/00 ,  B01D 63/08 ,  B01D 65/02 520 ,  C02F 1/44 ZAB K ,  C02F 3/12 S
Fターム (21件):
4D006GA02 ,  4D006HA53 ,  4D006HA91 ,  4D006HA93 ,  4D006JA52A ,  4D006JB07 ,  4D006JB11 ,  4D006KA01 ,  4D006KA12 ,  4D006KA44 ,  4D006KB21 ,  4D006KE04P ,  4D006KE04Q ,  4D006KE06P ,  4D006KE06Q ,  4D006LA10 ,  4D006MA03 ,  4D006PC62 ,  4D028BC03 ,  4D028BC17 ,  4D028BD17
引用特許:
出願人引用 (8件)
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