特許
J-GLOBAL ID:200903036235097192

蓄熱式冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 駒田 喜英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-137720
公開番号(公開出願番号):特開平10-311614
出願日: 1997年05月13日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】冷凍機の余剰能力で蓄熱剤に冷熱を蓄熱する蓄熱式の冷却装置において、冷熱放熱のための配管構成を簡単にし、かつ冷熱効率を向上する。【解決手段】蓄熱剤を収容した蓄熱槽8の熱交換器14を蓄熱剤を凍結させる際の冷媒の蒸発器と蓄熱剤の冷熱を放熱する際の冷媒の凝縮器の両方に兼用し、蓄熱時には冷凍機の凝縮器5からの液冷媒を熱交換器14で蒸発させるとともに、冷熱放熱時には、それに先立って凝縮器5から熱交換器14に移動させた液冷媒をショーケース1の蒸発器3で蒸発させ、生じた冷媒ガスを圧縮機4で圧縮し、再び熱交換器14に戻して蓄熱剤との熱交換により凝縮させる。蓄熱槽8とショーケース1との間のブライン配管が不要になり、また蓄熱槽8で凝縮させた冷媒を蒸発器3で蒸発させるので、蓄熱剤の温度よりも低い冷却温度が得られる。
請求項(抜粋):
圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器からなる冷凍機を有する冷却装置において、冷熱蓄熱用の蓄熱剤を収容し、かつこの蓄熱剤と熱交換する熱交換器を備えた蓄熱槽と、一端が前記熱交換器の一端に接続された第2の膨張弁と、この第2の膨張弁の他端と前記凝縮器の液冷媒出口との間及び前記熱交換器の他端と前記圧縮機の冷媒ガス吸入口との間を前記膨張弁及び蒸発器から切り換えてそれぞれ接続する冷媒通路とからなる蓄熱回路と、前記熱交換器の一端と前記圧縮機の冷媒ガス吐出口との間及び前記熱交換器の他端と前記膨張弁との間を前記凝縮器から切り換えてそれぞれ接続する冷媒通路からなる放熱回路とを設け、前記冷凍機の余剰能力を用いて前記蓄熱回路の前記圧縮機を運転し、前記凝縮器からの液冷媒を前記第2の膨張弁を通して前記熱交換器で蒸発させて前記蓄熱剤に冷熱を蓄熱した後、前記圧縮機からの冷媒ガスを前記熱交換器に送って凝縮させ、生じた液冷媒を前記蒸発器で蒸発させるようにしたことを特徴とする蓄熱式冷却装置。
IPC (3件):
F25B 5/00 ,  F25B 1/00 321 ,  F25D 11/00 101
FI (3件):
F25B 5/00 A ,  F25B 1/00 321 C ,  F25D 11/00 101 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
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