特許
J-GLOBAL ID:200903036252908455

中層集合住宅用エレベータのかご室昇降路の隔壁構造物及びその構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中井 信宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-364366
公開番号(公開出願番号):特開2000-185884
出願日: 1998年12月22日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】 エレベータが設置されていない既設の一般的な中層集合住宅に、後からエレベータを簡易に設置することができるようにした中層集合住宅用エレベータのかご室昇降路の隔壁構造物及びその構築方法を提供する。【解決手段】 平面形状ほぼコ字形で鉛直方向の連通孔10aが複数形成された最下層のブロック11、中間層のブロック12、最上層のブロック13を基礎B上に積み重ねてかご室昇降路3と機械室4とを形成する。各ブロック11,12,13の間には接着材を塗布し、また、連通孔10a内にはPC鋼棒のような高張力の軸芯20を挿通してモルタルを充填する。高張力の軸芯20は、その下端部が基礎B内に埋め込まれ、少なくとも上端部が最上層のブロック13の上端面の部分で引っ張られることにより、各ブロック11,12,13は締めつけられ、接着材によって一体化される。
請求項(抜粋):
水平方向に設けられた廊下又は鉛直方向に設けられた階段に併設する中層集合住宅用エレベータのかご室昇降路の隔壁構造物であって、平面形状ほぼコ字形で鉛直方向の連通孔が複数形成されたブロックを廊下又は階段の方に開口して基礎上に複数積み重ねることにより、かご室昇降路を形成し、積み重ねられるブロックの接合面に接着材を塗布することにより、各ブロックを一体化し、基礎内に下端部を埋め込んだ高張力の軸芯を、積み重ねられて連続する鉛直方向の連通孔内に挿通し、その高張力の軸芯の少なくとも上端部をブロックの最上部で引っ張り、最上層のブロックを下方へ押圧することにより、積み重ねられた各ブロック同士を締め付け、高張力の軸芯が挿通された連通孔内にモルタルを充填したことを特徴とする中層集合住宅用エレベータのかご室昇降路の隔壁構造物。
Fターム (2件):
3F305AA08 ,  3F305BA08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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