特許
J-GLOBAL ID:200903036271845138

タービン翼形部の高効率ファン冷却孔

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 松本 研一 ,  小倉 博 ,  黒川 俊久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-015198
公開番号(公開出願番号):特開2006-207586
出願日: 2006年01月24日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
【課題】本発明は、前縁に高効率冷却孔を含むタービン翼形部を提供する。【解決手段】タービン翼形部(32)は、前縁(36)と軸方向に間隔を置いて配置された後縁(38)とを含み、前縁(36)は、軸方向に延びる外面湾曲面を有する。翼形部内の冷却回路(50)は、該翼形部のスパン軸線に沿って前縁(36)に形成された冷却孔(60)を含む。冷却孔(60)は、前縁(36)表面と連通したディフューザセクションを有する。ディフューザセクションは、前縁(36)の表面上にほぼ直線矩形の出口開口部を形成する4つの対向する壁を有する。ディフューザ壁の1つは、前縁(36)の外面湾曲に近似した凸面形湾曲を有し、それによって冷却孔出口からの流体流は、冷却孔(60)に隣接する前縁(36)のランド部に沿って一様に分散されかつ散布される。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
湾曲面を形成した外面を有するタービン翼形部(32)であって、 (a)軸方向に延びる空気力学的外面湾曲面を有する前縁(36)及び軸方向に間隔を置いて配置された後縁(38)と、 (b)半径方向に延びるスパン軸線に沿って間隔を置いて配置された根元(40)及び先端(42)と、 (c)正圧側壁(44)及び横方向に間隔を置いて配置された負圧側壁(46)と、 (d)前記正圧側壁(44)及び負圧側壁(46)間に配置されて前記翼形部(32)を冷却するための流体流を流すようになった冷却回路(50)と、 (e)前記翼形部(32)の外面に形成されかつ前記冷却回路(50)と流体連通した状態で配置され、その各々が、前記外面と連通したディフューザセクション(61)を有し、前記ディフューザセクション(61)が、前記外面上にほぼ直線矩形の出口開口部(62)を形成する対向する壁(65)を有する、複数の冷却孔(60)と、を含み、 (f)前記ディフューザ壁(65)の少なくとも1つが、前記冷却孔(60)に対して局所的な前記翼形部(32)の外面湾曲にほぼ一致する凸面形湾曲を有し、それによって前記冷却孔出口開口部(62)からの流体流が、前記冷却孔(60)に隣接する前記翼形部(62)の外面のランド部に沿って一様に分散されかつ散布されることを特徴とするタービン翼形部(32)。
IPC (2件):
F01D 5/18 ,  F01D 9/02
FI (2件):
F01D5/18 ,  F01D9/02 102
Fターム (5件):
3G002CA06 ,  3G002CA07 ,  3G002CB02 ,  3G002GA08 ,  3G002GB01
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 米国特許第6,287,075号公報
  • 米国特許第6,283,199号公報
  • 米国特許第5,683,600号公報
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審査官引用 (5件)
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