特許
J-GLOBAL ID:200903036292398530

楽音発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 惠行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-199840
公開番号(公開出願番号):特開2003-015644
出願日: 2001年06月29日
公開日(公表日): 2003年01月17日
要約:
【要約】【課題】弦振動ピックアップ信号を用い、音色に大きな変化をつけることなく自然なアタック感を付加し、マイクで集音したような自然な音を実現すること。【解決手段】この発明による楽音発生装置では、ギター等のピックアップ部から検出した入力信号に並列的にディジタル処理を施すために、楽器の胴鳴りや部屋の臨場感をシミュレーションする残響音生成手段32と、楽器の直接音の自然なアタック感をシミュレーションする直接音生成手段33とが別々に備えられ、混合出力手段34,35により、両手段32,33で生成される残響音及び直接音を混合出力する。特に、直接音作成手段33には遅延時間の短いオールパスフィルタ(APF)33Aが用いられ、周波数特性を変えることなくディレイ成分を付加して高調波っぽい金属的な響きを実現する。前段の倍音付与手段31は、入力信号のアタック部に自然な響きを与える倍音を付与する。
請求項(抜粋):
楽器の弦振動に基づく検出信号を入力する入力手段と、入力された検出信号に基づいて、弦楽器の胴鳴りをシミュレートした残響音信号を生成する残響音生成手段と、入力された検出信号を遅延時間の短いオールパスフィルタに通して、音色に大きな変化をつけることなく当該検出信号にディレイ成分を加えることにより、弦楽器における弦振動による直接音をシミュレートした直接音信号を生成する直接音生成手段と、前記残響音信号及び直接音信号を混合して出力する混合出力手段とを具備することを特徴とする楽音発生装置。
IPC (3件):
G10H 1/00 ,  G10H 3/18 ,  G10K 15/12
FI (3件):
G10H 1/00 C ,  G10H 3/18 B ,  G10K 15/00 B
Fターム (6件):
5D108AB07 ,  5D108AB17 ,  5D108AC10 ,  5D108AD02 ,  5D378JB08 ,  5D378WW11
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 効果装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-083139   出願人:ローランド株式会社
  • 共鳴弦効果付与装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-289855   出願人:ヤマハ株式会社
  • 演奏位置検出方法およびピッチ検出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-173038   出願人:ヤマハ株式会社, ブルー・チップ・ミュージック・ゲーエムベーハー
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審査官引用 (5件)
  • 効果装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-083139   出願人:ローランド株式会社
  • 共鳴弦効果付与装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-289855   出願人:ヤマハ株式会社
  • 演奏位置検出方法およびピッチ検出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-173038   出願人:ヤマハ株式会社, ブルー・チップ・ミュージック・ゲーエムベーハー
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