特許
J-GLOBAL ID:200903036300422438

車体前部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-371704
公開番号(公開出願番号):特開2003-170862
出願日: 2001年12月05日
公開日(公表日): 2003年06月17日
要約:
【要約】【課題】 正面方向からは勿論斜め前方からの衝突荷重入力に対してもサイドメンバの前端部分を確実に潰れ変形させることができて、衝突エネルギーの吸収効率を高められる車体前部構造の提供を図る。【解決手段】 補強部分11Rから前方となるサイドメンバ前方領域11Fは車体前方に向かって車幅方向外方に傾斜して形成されていて、該サイドメンバ前方領域11Fは、強度調整手段50によって長手方向に連なる仮想断面の前部と後部に発生する最大応力が、前部が後部以上、若しくはこれに近い状態となる強度に設定してあるため、正面方向又は斜め前方の何れの衝突に対しても衝突荷重の入力点であるサイドメンバ前方領域11Fの前端から後方に向かって潰れ変形が誘発され、これを後方にまで持続的に伝播させることができると共に、潰れ変形の後半部分でサイドメンバ前方領域11Fがバンパーレインフォース12の後面に干渉すると、反力調整手段60によって反力の増大が抑制されて、効率的なエネルギー吸収が行われる。
請求項(抜粋):
フロントコンパートメントの左右両側部に車体前後方向に配設したサイドメンバに車両ユニット部品を搭載するための補強部分を設け、これらサイドメンバの前端に跨って車幅方向に延在するバンパーレインフォースを結合した車体前部構造において、前記サイドメンバの前記補強部分から前方となるサイドメンバ前方領域を車体前方に向かって車幅方向外方に傾斜させて形成し、この外開きとなったサイドメンバ前方領域に、長手方向に連なる仮想断面の前部と後部に発生する最大応力が、前部が後部以上、若しくはこれに近い状態の強度となるような強度調整手段を設けるとともに、前記バンパーレインフォースのサイドメンバとの連結部分よりも車幅方向内側部分に、前方からの衝突荷重の入力によって、サイドメンバが前方から順次潰れ変形してバンパーレインフォースに干渉した際に、サイドメンバの反力増大を抑制する反力調整手段を設けたことを特徴とする車体前部構造。
IPC (2件):
B62D 25/08 ,  B60R 19/18
FI (2件):
B62D 25/08 D ,  B60R 19/18 R
Fターム (5件):
3D003AA05 ,  3D003BB02 ,  3D003CA02 ,  3D003CA09 ,  3D003DA14
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 車両の前部構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-240540   出願人:本田技研工業株式会社
  • 車両の前部車体構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-209968   出願人:富士重工業株式会社
  • エネルギ吸収部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-058266   出願人:日産自動車株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 車両の前部構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-240540   出願人:本田技研工業株式会社
  • 車両の前部車体構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-209968   出願人:富士重工業株式会社
  • エネルギ吸収部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-058266   出願人:日産自動車株式会社
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