特許
J-GLOBAL ID:200903036304750340
電磁クラッチ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-004863
公開番号(公開出願番号):特開平10-196685
出願日: 1997年01月14日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 電磁クラッチのコイルへの通電により形成される磁気閉回路の磁束密度を高めてアーマチュアの確実な吸引を可能にする。【解決手段】 電磁クラッチCL のソレノイド50は、環状のコイル52と、コイル52の半径方向外周面、半径方向内周面及び軸方向一端面を覆う環状のコイルハウジング47と、コイル52への通電によりコイルハウジング47の前記一端面に吸引されるアーマチュア54とから構成されており、コイルハウジング47の軸方向他端面はコイル52の軸方向他端面よりも距離Lだけ軸方向に突出している。これにより、コイル52の外周部の磁気抵抗が減少して磁気閉回路の磁束密度が高まり、コイル52の消費電力を増加させることなくアーマチュア54を確実に吸引することが可能になる。
請求項(抜粋):
クラッチ入力軸(23)に支持された入力部材(36)と、クラッチ出力軸(29L ,29R )に支持された出力部材(37)と、入力部材(36)及び出力部材(37)間に配置された複数の摩擦係合要素(38,39)と、入力部材(36)及び出力部材(37)を一体に結合すべく摩擦係合要素(38,39)を相互に密着させるクラッチピストン(40)と、通電により吸引力を発生するソレノイド(50)と、ソレノイド(50)の吸引力を倍力してクラッチピストン(40)を駆動するカム機構(44)と、を備えてなり、前記ソレノイド(50)は、環状のコイル(52)と、コイル(52)の半径方向外周面、半径方向内周面及び軸方向一端面を覆う環状のコイルハウジング(47)と、コイル(52)への通電によりコイルハウジング(47)の前記一端面に吸引されるアーマチュア(54)と、から構成される電磁クラッチにおいて、コイルハウジング(47)の軸方向他端面をコイル(52)の軸方向他端面よりも軸方向に突出させたことを特徴とする電磁クラッチ。
IPC (2件):
F16D 27/112
, F16D 27/115
FI (2件):
F16D 27/10 341 X
, F16D 27/10 351 Z
引用特許: