特許
J-GLOBAL ID:200903036548692598

定着装置及びこれを備えた画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-150397
公開番号(公開出願番号):特開平11-344894
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 定着装置において、加圧ローラのトナー汚れの蓄積を防止し、加圧ローラに対する記録材の巻き付きや記録材の汚れを防止する。【解決手段】 後回転後の定着装置の停止時に、定着ニップ部を加熱して、加圧ローラにオフセット等で付着したトナーのうち定着ニップ部にあるトナーを溶融させて、溶融前よりも大きなトナーの固まりにする。その後、熱容量の小さい定着フィルムの表面温度が熱容量の大きい加圧ローラの温度よりも低くなるため、上述の溶融トナーは、温度の低い定着フィルム側に転移される。転移したトナーは、次の記録材が定着ニップ部を通過するときに記録材に転移し記録材とともに排出される。このときのオフセットトナーは、記録材が数枚から数十枚で通紙されたレベルなので目には見えない程度の微量のトナー量であり、記録材に排出されたトナーも当然目には見えないレベルのものである。
請求項(抜粋):
一対の定着回転体を接触させて定着ニップ部を構成し、未定着トナー像を担持した記録材を前記定着ニップ部にて挟持搬送しつつ加熱し、前記記録材上に前記トナー像を定着させる定着装置において、前記定着ニップ部を加熱する加熱体と、前記定着回転体の回転を制御する回転制御手段と、前記加熱体の温度を制御する温度制御手段と、を備え、該温度制御手段は、少なくとも画像形成終了時の前記回転制御手段による前記定着回転体の後回転停止後に、前記加熱体の温度を制御して、前記定着ニップ部を前記トナーの軟化点以上の温度にまで加熱させる第1の温度制御を行なう、ことを特徴とする定着装置。
IPC (2件):
G03G 15/20 109 ,  G03G 15/20 107
FI (2件):
G03G 15/20 109 ,  G03G 15/20 107
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 加熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-358603   出願人:キヤノン株式会社
  • 定着装置の温度制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-319073   出願人:桂川電機株式会社
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-320610   出願人:株式会社日立製作所, 日立工機株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 加熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-358603   出願人:キヤノン株式会社
  • 定着装置の温度制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-319073   出願人:桂川電機株式会社
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-320610   出願人:株式会社日立製作所, 日立工機株式会社
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