特許
J-GLOBAL ID:200903036694245781
油圧式オートテンショナおよびチェーンの張力調整装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-347168
公開番号(公開出願番号):特開2001-165251
出願日: 1999年12月07日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】 チェーンが過張力になるのを防止することができる気液二相構造の密封型の密封式オートテンショナを提供することである。【解決手段】 ダンパボディ11に形成されたシリンダ12の開口端にシール部材14を取付け、そのシール部材14をスライド自在に貫通し、リターンスプリング25により突出性が付与されるロッド15を設ける。シリンダ12内にロッド15に付与される押し込み力を緩衝する油圧ダンパ17を設ける。油圧ダンパ17の圧力室19とリザーバ室20の周囲に設けられた副リザーバ室26とを通路28で連通し、その通路28にリリーフ弁29を設けて圧力室19内の作動油の圧力が設定圧力を超えたとき、リリーフ弁29を開放して圧力室19内の作動油を副リザーバ室26に逃がし、ロッド15で押圧されるチェーンの過張力を防止する。
請求項(抜粋):
ダンパボディに閉塞端を有するシリンダを設け、そのシリンダの開口部をシール部材の取付けにより密封し、このシール部材をスライド自在に貫通するロッドにリターンスプリングの押圧力を付与して外方向への突出性を付与し、前記シリンダの内部に前記ロッドと共に移動するプランジャをスライド自在に組込んでシリンダ内部を圧力室とリザーバ室とに仕切り、プランジャにはその圧力室とリザーバ室を連通する通路を形成し、その通路に圧力室内の作動油がリザーバ室に逆流するのを防止するチェックバルブを設けた油圧式オートテンショナにおいて、前記ダンパボディの前記リザーバ室の周囲に圧力室およびリザーバ室のそれぞれに連通する密閉された副リザーバ室を形成し、この副リザーバ室の作動油上に空気層を設け、前記副リザーバ室と圧力室を連通する通路に、その通路開閉用のリリーフ弁を設け、圧力室内の作動油の圧力がリリーフ弁の設定開弁圧より高くなった場合にリリーフ弁を開放して圧力室の作動油を副リザーバ室に逃がすようにしたことを特徴とする油圧式オートテンショナ。
IPC (2件):
FI (2件):
F16H 7/08 B
, F16H 7/18 B
Fターム (8件):
3J049AA08
, 3J049BB02
, 3J049BB13
, 3J049BB26
, 3J049BB35
, 3J049BC03
, 3J049BE03
, 3J049CA02
引用特許:
審査官引用 (2件)
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液圧テンショナ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-026636
出願人:ボーグ-ワーナー・オートモーティブ・インコーポレーテッド
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オートテンショナ用ダンパ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-149452
出願人:日本精工株式会社
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