特許
J-GLOBAL ID:200903036746555474

液体噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津久井 照保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-367724
公開番号(公開出願番号):特開2007-168216
出願日: 2005年12月21日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
【課題】同一吐出周期内において隣り合う収容室に収容された両方のアクチュエータユニットを駆動して液滴を吐出するときの液滴吐出特性の低下を抑制することが可能な液体噴射装置を提供する。【解決手段】駆動信号発生回路は、ヘッドケースの仕切壁を隔てて隣り合う収容室に夫々収容されたアクチュエータユニットの内の一方の第1振動子ユニットに供給する第1駆動信号COM1と、他方の第2振動子ユニットに供給する第2駆動信号とを発生し、第2駆動信号の第2吐出パルスは、第1駆動信号の第1吐出パルスの発生タイミングよりも遅延時間Δt(Δt1,Δt2)だけ遅延して発生し、この遅延時間Δtを、仕切壁の固有振動周期をTw、第2吐出パルスの発生期間(第2駆動信号の第2吐出パルスによる圧電振動子の駆動開始からインク滴の吐出までの駆動時間)をTpとしたとき、Tw-Tpを基準としてその前後Tw/4の範囲内に定めた。【選択図】図10
請求項(抜粋):
共通液体室から圧力室を通りノズル開口に至る一連の液体流路を形成し、圧力室に対応する部分に当該圧力室の容積を変動させるためのダイヤフラム部を有する流路ユニット、ダイヤフラム部を変形させて圧力室内の液体に圧力変動を生じさせる圧力発生素子を有するアクチュエータユニット、及び、アクチュエータユニット毎に設けられた収容室に各アクチュエータユニットを個別に収容すると共に流路固定面に流路ユニットを固定するヘッドケースを有し、圧力発生素子の駆動による圧力室内の液体の圧力変動を利用してノズル開口から液滴を吐出可能な液体噴射ヘッドと、 前記圧力発生素子を駆動して液滴を吐出させるための吐出パルスを含む駆動信号を発生する駆動信号発生回路と、 を備える液体噴射装置であって、 前記駆動信号発生回路は、ヘッドケースの仕切壁を隔てて隣り合う収容室にそれぞれ収容されたアクチュエータユニットの内の一方の第1アクチュエータユニットに供給する第1駆動信号と、他方の第2アクチュエータユニットに供給する第2駆動信号とを発生し、 第2駆動信号の第2吐出パルスは、第1駆動信号の第1吐出パルスの発生タイミングよりも遅延時間Δtだけ遅延して発生し、 前記遅延時間Δtは、同一吐出周期において両アクチュエータユニットを駆動してそれぞれ液滴を吐出した場合の第2アクチュエータユニット側の液滴の飛翔速度Vdが、アクチュエータユニットを単独で駆動して液滴を吐出した場合の液滴の飛翔速度Va以上となるような範囲に定められたことを特徴とする液体噴射装置。
IPC (3件):
B41J 2/055 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/205
FI (2件):
B41J3/04 103A ,  B41J3/04 103X
Fターム (12件):
2C057AF29 ,  2C057AF39 ,  2C057AF40 ,  2C057AG53 ,  2C057AG55 ,  2C057AM15 ,  2C057AM17 ,  2C057AR08 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14 ,  2C057CA01 ,  2C057CA04
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

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