特許
J-GLOBAL ID:200903036904757608

電子制御ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 秀隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-310584
公開番号(公開出願番号):特開2001-063553
出願日: 1999年11月01日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】【課題】一方のブレーキ液圧系に液圧失陥が発生した場合に、他方のブレーキ液圧系を利用して十分な制動力が得られるようにし、かつマスタシリンダを小型化できる電子制御ブレーキ装置を提供する。【解決手段】何れか一方の液圧通路P1,P2が失陥したことを検出した時、マニュアルブレーキモードへ切り替えず、電子制御を続行する。つまり、失陥した液圧通路の電磁供給弁11,13を閉じるとともに、失陥していない液圧通路の電磁供給弁11,13を開き、失陥していない液圧通路に設けられた電磁調圧弁20,21によって、失陥時におけるブレーキ液圧を非失陥時におけるブレーキ液圧より高く調圧する。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルの踏み込みに応じたブレーキ液圧を発生する2個の圧力室を有するマスタシリンダと、マスタシリンダ用のリザーバタンクと、ブレーキ液圧によって各車輪を制動するホイールシリンダと、マスタシリンダの一方の圧力室と2個のホイールシリンダとを結ぶ液圧通路中に設けられた第1の常開型電磁開閉弁と、マスタシリンダの他方の圧力室と残りの2個のホイールシリンダとを結ぶ液圧通路中に設けられた第2の常開型電磁開閉弁と、ブレーキペダルの踏力を検出する踏力センサと、踏力センサの検出信号に応じてホイールシリンダのブレーキ液圧を制御する液圧制御手段と、を有する電子制御ブレーキ装置において、上記液圧制御手段は、上記液圧通路に個別に設けられ、リザーバタンクのブレーキ液を増圧して所定のブレーキ液圧を発生する液圧ポンプと、リザーバタンクから各液圧ポンプの吸込側へのブレーキ液の供給通路中にそれぞれ設けられ、各供給通路を個別に開閉する電磁供給弁と、上記液圧ポンプが発生したブレーキ液圧を踏力に応じて個別に調圧して各ホイールシリンダへ供給する電磁調圧弁と、上記液圧通路の液圧失陥を個別に検出する手段とを備え、一方の液圧通路が失陥したことを検出した時、失陥した液圧通路の電磁供給弁を閉じるとともに、他方の液圧通路の電磁供給弁を開き、他方の液圧通路に設けられた電磁調圧弁によって、失陥時におけるブレーキ液圧を非失陥時におけるブレーキ液圧より高く調圧することを特徴とする電子制御ブレーキ装置。
IPC (4件):
B60T 17/18 ,  B60T 8/00 ,  B60T 8/94 ,  B60T 13/74
FI (4件):
B60T 17/18 ,  B60T 8/00 Z ,  B60T 8/94 ,  B60T 13/74 Z
Fターム (41件):
3D046CC04 ,  3D046DD02 ,  3D046HH02 ,  3D046HH16 ,  3D046LL23 ,  3D046LL37 ,  3D046LL46 ,  3D046LL50 ,  3D046MM13 ,  3D048BB07 ,  3D048CC54 ,  3D048DD02 ,  3D048HH15 ,  3D048HH31 ,  3D048HH38 ,  3D048HH42 ,  3D048HH50 ,  3D048HH56 ,  3D048HH66 ,  3D048HH68 ,  3D048HH70 ,  3D048HH74 ,  3D048QQ07 ,  3D048RR06 ,  3D048RR25 ,  3D048RR35 ,  3D049BB05 ,  3D049CC04 ,  3D049HH12 ,  3D049HH20 ,  3D049HH25 ,  3D049HH31 ,  3D049HH39 ,  3D049HH47 ,  3D049HH48 ,  3D049HH51 ,  3D049HH53 ,  3D049QQ04 ,  3D049RR04 ,  3D049RR10 ,  3D049RR13
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 車両用制動力制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-240861   出願人:アイシン精機株式会社
  • ブレーキ液圧制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-172539   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 制動力制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-052067   出願人:トヨタ自動車株式会社

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