特許

J-GLOBAL ID：200903036934261763

セルロースを含むバイオマスの糖化方法、及びそれによって得られた糖

発明者： 山田 則行 ,  坂木 剛
出願人/特許権者： 独立行政法人産業技術総合研究所
代理人 (2件)： 白崎 真二 ,  阿部 綽勝
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-267076
公開番号（公開出願番号）：特開2007-074992
出願日： 2005年09月14日
公開日（公表日）： 2007年03月29日
要約：

【課題】 本発明の目的は、セルロースを含むバイオマスが細かい粒状でなくても効率良く加水分解でき、糖の収率も高いセルロースの糖化方法、及びその糖化方法によって得られた糖を提供すること。【解決手段】バイオマスに含まれるセルロースを酵素を使って加水分解し糖化する方法であって、酵素を使って加水分解する前段階で、過酸化水素を使った熱水処理を行い、そこに含まれるリグニンを分解、除去させるセルロースの糖化方法。 過酸化水素水とリン酸アルミニウムで熱水処理するとより効果が促進される。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

バイオマスに含まれるセルロースを酵素を使って加水分解し糖化する方法であって、酵素を使って加水分解する前段階で、過酸化水素を使った熱水処理を行い、そこに含まれるリグニンを分解、除去させることを特徴とするセルロースの糖化方法。

IPC (2件)：

C12P 19/14 ,  C07H 3/02

FI (2件)：

C12P19/14 A ,  C07H3/02

Fターム (5件)：

4B064AF02 ,  4B064CA21 ,  4B064CB07 ,  4C057BB01 ,  4C057BB02

引用特許：

出願人引用 (2件)

• グルコース及びセロオリゴ糖の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-278067   出願人：明治製菓株式会社
• セルラーゼ含有再生セルロースを用いたセロオリゴ糖の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-138455   出願人：日本製紙株式会社

審査官引用 (1件)

• 過酸化水素組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-192730   出願人：三菱瓦斯化学株式会社

引用文献：

審査官引用 (5件)

• 化学工学会秋季大会研究発表講演要旨集, 20050905, Vol.37th, O123
• 化学工学会第70年会研究発表講演要旨集, 20050222, Vol.70th, p.649
• 化学工学会第67年会研究発表講演要旨集, 2002, 67th, p.767
• 化学工学会第70年会研究発表講演要旨集, 20050222, Vol.70th, p.648
• Catalysis letters, 1999, Vol.63, p.193-197