特許
J-GLOBAL ID:200903036994983253

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-354654
公開番号(公開出願番号):特開2001-178124
出願日: 1999年12月14日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】所定の最高電圧と最低電圧との間で充放電が繰返される発振コンデンサ2の充放電に同期し、該最低電圧への到達時点をオン時点とするようにスイッチ素子8をPWM制御によってオン/オフし、トランス12の2次側に定電圧直流電源を生成し外部負荷15に供給するスイッチング電源装置で、スイッチ素子8をサージ電圧から保護するスナバコンデンサ9の放電による素子8のオン時点のスイッチング損失を減らし、装置効率を高める。【解決手段】トランス12に補助巻線16を設け、スイッチ素子8のオフ時に巻線16に発生する電圧をダイオード17を介し発振コンデンサ2に加えてコンデンサ2を前記の最高電圧に充電する。この充電が終わるとトランス12とスナバコンデンサ9とのLC共振と、放電用電源によるコンデンサ2の電圧下降が始まる。こうしてコンデンサ2の電圧が前記最低電圧に達した時、スナバコンデンサ9の振動電圧が最小となるようにする。
請求項(抜粋):
所定の最高電圧に充電されたのち、所定の最低電圧に放電されることを繰り返す発振コンデンサと、入力直流電源間にトランス又はリアクトルからなる誘導性手段と直列、且つスナバコンデンサと並列に接続され、前記発振コンデンサの充放電の各期間ごとに、該発振コンデンサの電圧が前記最低電圧に到達した時点をオン時点とするようにオン/オフされる半導体スイッチ素子とを備え、該半導体スイッチ素子のオフ時に前記誘導性手段から放出されるエネルギを用いて外部の負荷に供給すべき所定電圧の直流電源が生成されるように、前記半導体スイッチ素子のオン期間とオフ期間との割合が制御されるスイッチング電源装置において、前記誘導性手段に補助巻線を設け、前記半導体スイッチ素子のオフ期間に該補助巻線に発生する電圧をダイオードを介し前記発振コンデンサに印加して該発振コンデンサを前記最高電圧に充電し、少なくともこの充電の期間内に前記発振コンデンサに定電流源又は所定の抵抗を直列に持つ定電圧源からなる放電電源を接続し、前記発振コンデンサの電圧が該放電電源を介し前記最高電圧から最低電圧に下降するまでの時間を前記誘導性手段とスナバコンデンサとによって生ずる電圧振動の周期の1/2となるようにしたことを特徴とするスイッチング電源装置。
FI (2件):
H02M 3/28 H ,  H02M 3/28 R
Fターム (15件):
5H730AA14 ,  5H730AS01 ,  5H730BB14 ,  5H730BB43 ,  5H730BB57 ,  5H730DD04 ,  5H730DD28 ,  5H730DD41 ,  5H730EE02 ,  5H730EE07 ,  5H730EE73 ,  5H730FD01 ,  5H730FF02 ,  5H730FG05 ,  5H730VV02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • DC-DCコンバータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-272741   出願人:ソニー株式会社
  • スイッチング電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-178893   出願人:サンケン電気株式会社

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