特許
J-GLOBAL ID:200903037045076950
脳損傷関連障害の診断法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大菅 義之
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-520966
公開番号(公開出願番号):特表2009-501333
出願日: 2006年07月14日
公開日(公表日): 2009年01月15日
要約:
一種以上のポリペプチド、またはその異型もしくは変異体を、被験者から採取した体液サンプルにおいて検出することによって、被験者の脳損傷関連障害を診断する。このポリペプチドは、健康なドナーから採取した脳脊髄液と比較して、死亡した患者から採取した脳脊髄液ではそのレベルが10増加しているか、あるいは減少しているかのいずれかである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
脳損傷関連障害もしくはその可能性を、その罹患の疑いのある被験者において診断する方法であり、一種以上のポリペプチド、またはその異型、変異体、もしくはアイソフォームを、前記被験者から採取した体液サンプルにおいて検出することを含み、ここで前記ポリペプチドは、健康なドナーから採取した脳脊髄液と比較して、死亡した患者から採取した脳脊髄液でそのレベルが増加しているか減少しているかのいずれかであるが、以下のことを除くことを特徴とする方法。
(a)前記障害が脳卒中の場合、H-FABPもしくはB-FABPを唯一のポリペプチドとして検出する
(b)前記障害が感染性海綿状脳症の場合、H-FABPもしくはB-FABPを唯一のポリペプチドとして検出する
(c)前記障害が脳卒中の場合、RNA-BP、UFD1、もしくはNDKAを唯一のポリペプチドとして検出する
(d)前記障害がハンチントン病の場合、クラステリンを唯一のポリペプチドとして検出する
(e)前記障害がアルツハイマー病の場合、アポリポタンパク質A-IV、補体因子H、補体因子3a、もしくはアルファ-2-マクログロブリンを唯一のポリペプチドとして検出する
(f)前記障害がCJDの場合、ヘモグロビンアイソフォームもしくはシスタチンCを唯一のポリペプチドとして検出する
(g)前記障害がCJDの場合、ヘモグロビンベータを唯一のポリペプチドとして検出する
IPC (4件):
G01N 33/53
, A61K 38/00
, A61P 25/00
, G01N 37/00
FI (4件):
G01N33/53 D
, A61K37/02
, A61P25/00
, G01N37/00 102
Fターム (4件):
4C084AA02
, 4C084DC50
, 4C084NA14
, 4C084ZA021
引用特許: