特許
J-GLOBAL ID:200903037052275144

自動二輪車用ラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-211437
公開番号(公開出願番号):特開平10-053007
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】ショルダー部での接地面積を充分に確保しつつその剛性を適度に向上することによって、コーナリングフォースを有効に発生させることができ、直進時の乗り心地性を維持しながら旋回性能を大巾に向上しうる。【解決手段】コード角が70〜90度のカーカス6と、コードをタイヤ周方向に螺旋巻きしたバンド層7と、バンド層7とカーカス6との間又はバンド層7の外側しかもショルダー部SHのみに設けたコード角10〜35度の一対の補強片9Aからなる補強層9とを具える。補強片9Aの内端点J2を通りこの補強片9Aに対して直角な垂線がトレッド面2Sと交わる内点P、P間の中央領域YPと、各補強片9Aの外端点J1を通る垂線がトレッド面2Sと交わる外点Qとこれに隣り合う前記内点Pとの間の外領域YQとにおいて、前記中央領域YPをなす曲率半径Crと、前記外領域YQをなす曲率半径Srとの比Sr/Crを1.10〜1.30とし、しかも前記補強片9Aの補強片巾HWを、前記トレッド巾TWの0.15〜0.35倍としている。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアの廻りで折り返されかつカーカスコードをタイヤ周方向に対して70〜90度の角度で配列させたカーカスと、このカーカスの半径方向外側かつトレッド部の内方に配されかつバンドコードをタイヤ周方向に螺旋巻きしたバンド層とを具えるとともにトレッド面を弧状とした自動二輪車用ラジアルタイヤであって、前記バンド層とカーカスとの間又はバンド層の半径方向外側しかもショルダー部のみに、補強コードをタイヤ周方向に対して10〜35度の角度で配列させた一対の補強片からなる補強層を設けるとともに、前記各補強片のタイヤ軸方向の内端点を通りこの補強片に対して直角な垂線がトレッド面と交わる内点P、P間の中央領域と、前記各補強片の外端点を通る垂線がトレッド面と交わる外点Qとこれに隣り合う前記内点Pとの間の外領域とにおいて、タイヤ赤道面に中心を有し前記中央領域をなす曲率半径Crと、前記外領域をなす曲率半径Srとの比Sr/Crを1.10〜1.30とし、しかも前記中央領域と外領域とを滑らかに連ねるとともに、前記補強片のタイヤ軸方向の補強片巾HWは、トレッド巾TWの0.15〜0.35倍としたことを特徴とする自動二輪車用ラジアルタイヤ。
IPC (3件):
B60C 11/00 ,  B60C 9/08 ,  B60C 9/22
FI (6件):
B60C 11/00 F ,  B60C 9/08 M ,  B60C 9/08 B ,  B60C 9/22 C ,  B60C 9/22 D ,  B60C 9/22 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)

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