特許
J-GLOBAL ID:200903037128333840

タイヤコードの解析モデル作成方法、装置、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-071550
公開番号(公開出願番号):特開2008-230375
出願日: 2007年03月19日
公開日(公表日): 2008年10月02日
要約:
【課題】タイヤの解析等においてタイヤコードの解析を高精度で実施する。【解決手段】ステップ200では、解析モデルとして作成するモデル化対象のタイヤコードが指定されると(ステップ200)、撚り方向毎の各層のフィラメント(断面)を要素分割してその周囲を囲む外接形状と接触要素を定めた2次元モデルを作成し(ステップ202)、内層から外層に向けて順に2次元モデルを長手方向に撚り回転させつつ展開し要素間の相対的な移動の制限を規定する接触条件に従い隣接層が互いに接触するように内接形状と外接形状との間で接触要素を関連付けて3次元形状を作成して(ステップ204)、解析モデルを得る。【選択図】図5
請求項(抜粋):
タイヤを数値計算モデルに対応させて計算するために用いられるタイヤモデルの一部を構成するタイヤコードの解析モデル作成方法であって、 前記タイヤコードが複数のフィラメント要素を所定方向に撚りつつ束ねて形成されかつ前記フィラメント要素の撚り方向に対応して中心から外側に向かい複数の分類層で構成されるときに、該分類層のうち内側の第1層について、長手方向と交差する方向のフィラメント要素断面形状を少なくとも含む第1の2次元領域を定義する工程と、 前記第1の2次元領域を、対応する撚り方向に撚りながら長手方向に3次元展開しつつ数値計算可能な所定分割要素に分割した第1層を形成する工程と、 前記第1層に隣接する外側の第2層について、長手方向と交差する方向のフィラメント要素断面形状を少なくとも含む第2の2次元領域を定義する工程と、 前記第2の2次元領域を、対応する撚り方向に撚りながら長手方向に3次元展開しつつ数値計算可能な所定分割要素で分割した第2層を形成する工程と、 前記第1の2次元領域の外周および前記第2の2次元領域の内周の少なくとも一方に接触要素を設定する工程と、 前記設定した接触要素に対応する、前記第1層の外周の接触要素と該接触要素に接触する前記第2層の内周の要素、および前記第2層の内周の接触要素と該接触要素に接触する前記第1層の外周の要素の少なくとも一方について、各要素間の相対的な移動の制限を規定する接触条件を設定して関連付ける工程と、 を含むことを特徴とするタイヤコードの解析モデル作成方法。
IPC (1件):
B60C 19/00
FI (1件):
B60C19/00 Z
引用特許:
出願人引用 (8件)
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