特許
J-GLOBAL ID:200903037140546921

乗員保護装置の起動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-326180
公開番号(公開出願番号):特開平10-152014
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 車両の衝突形態によらず、乗員保護装置をできるだけ早期に起動することが可能にする。【解決手段】 フロアセンサ32は車両に対して前後方向に加わる減速度Gを測定してその測定値Gを出力する。演算部58はフロアセンサ32からの測定値Gに所定の演算を施して演算値f(G)を求める。起動判定部60では非固定物体の速度vに従って変化する閾値Tの変化パターンを備えている。起動判定部60はその変化パターンより速度vに対応する閾値Tを得て、その閾値Tを演算値f(G)と大小比較する。演算値f(G)が閾値Tを超えていれば、駆動回路に起動信号Aを出力する。サテライトセンサ30は車両に所定の基準値以上の減速度が加わった場合にオン信号を出力する。閾値変化パターン変更部42ではサテライトセンサ30からのオン信号に応じて、起動判定部60で用いられる速度vに対する閾値Tの変化パターンを別の変化パターンに変更する。
請求項(抜粋):
車両に搭載された乗員保護装置の起動を制御するための起動制御装置であって、前記車両内の所定の位置に配設され、該車両に加わる衝撃を測定する衝撃測定手段と、該衝撃測定手段による測定値を基にして得られる値と所定の変化パターンに従って変化する閾値とを比較し、その比較結果に基づいて前記乗員保護装置の起動を制御する起動制御手段と、前記車両内において前記衝撃測定手段よりも前方に配設され、前記車両に所定の基準値以上の衝撃が加わったか否かを検出する衝撃検出手段と、該衝撃検出手段により前記基準値以上の衝撃が加わったことが検出された場合に、前記閾値の変化パターンを別の変化パターンに変更する閾値変化パターン変更手段と、を備える乗員保護装置の起動制御装置。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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