特許
J-GLOBAL ID:200903037277176463

n次元のハフ変換による画像データ処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅村 勁樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-244985
公開番号(公開出願番号):特開2006-065452
出願日: 2004年08月25日
公開日(公表日): 2006年03月09日
要約:
【課題】画像データのエッジ点から直線や曲線を抽出するときに、これまで最小自乗法が用いられていたが、複数の直線や曲線が混在しているときには困難であった。これに対しハフ変換を用いることが提唱されているが、計算量が多く3次元以上には適用が困難である。 【解決手段】画像データ上のエッジ点から任意の3点を選定する。抽出対象の図形の方程式をy=ax2+bx+cとするとき、任意の3点を用いて連立方程式を作成するとともに方程式を解き、ハフ変換におけるパラメータ空間での交点、すなわちパラメータa,b,cを求める。同様に他の任意の3点により交点を求める。これら交点群の集中する領域を投票などの手法により算出する。このようにして得られたパラメータを元の方程式y=ax2+bx+cに代入することにより、画像データ上のエッジ点の集合体である曲線が求まる。 【選択図】 図3
請求項(抜粋):
n次元の画像データから複数のエッジ点を取得する抽出ステップと、取得されたエッジ点からm個を選び出す選定ステップと、特定形状を表す方程式にn個のパラメータを与えるとともにm個の方程式からなる連立方程式を作る作成ステップと、作成された連立方程式の解としてk個のパラメータからなる交点を得る演算ステップと、k個のパラメータからなる交点をk次元のパラメータ空間に投票し、少なくとも一部が異なる、さらなるm個のエッジ点についてもk個のパラメータからなる交点をパラメータ空間に投票する投票ステップと、複数の交点が蓄積された段階で、そのピークを求める選出ステップとからなるn次元のハフ変換による画像データ処理方法。
IPC (1件):
G06T 7/60
FI (1件):
G06T7/60 200H
Fターム (5件):
5L096CA02 ,  5L096FA03 ,  5L096FA04 ,  5L096FA06 ,  5L096FA24
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第2646363号
審査官引用 (2件)

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