特許
J-GLOBAL ID:200903037427951533

トンネル入口緩衝工の開口部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-154341
公開番号(公開出願番号):特開平11-350882
出願日: 1998年06月03日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】列車の先頭形状や突入速度に影響を受けることなく、微気圧波の低減効果を得ることができ、また開口部の調整作業も容易な緩衝工の開口部構造を提供する。【解決手段】列車2が突入する側とは反対側の緩衝工壁4に、大きな開口面積の開口部8を形成したから、列車の先頭形状に拘らず、微気圧波の波形がそれほど敏感に変化しないため、比較的大きな面積をもつ開口部で、300系、500系等の異なる新幹線車両の全ての先頭形状に開口部を最適化することができ、微気圧波の低減効果に優れている。また本発明にあっては、列車突入側に設けた開口部7及び突入側とは反対側に設けた開口部8の開口面積を、スライド自在な戸板方式等によって可変としており、現場での開口面積の微調整作業を容易にしている。
請求項(抜粋):
列車が高速でトンネルへ突入する際に発生する微気圧波を低減させるためにトンネル入口側に設けたフード形状の緩衝工において、列車が突入する側とは反対側の緩衝工壁に、大きな開口面積の開口部を形成したことを特徴とするトンネル入口緩衝工の開口部構造。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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