特許
J-GLOBAL ID:200903037488777056

スライドドアのドアハーネス配索構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-342948
公開番号(公開出願番号):特開2002-144876
出願日: 2000年11月10日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 ドアハーネス7がねじれたり絡まったりすることのないようにしながらも、簡単な構成としてコスト高ならびに重量増を抑えることを可能とすること。【解決手段】 先端ピース91と基端ピース93との間に多数の中間ピース92を連結し、直線に近い極めて緩やかな略U字形状の延伸状態から弧の小さなU字形状の屈曲状態に変位し水平方向の一方に屈曲可能で他方に屈曲不可能に構成したハーネスガイド9の内側にハーネス7を配索し、ハーネスガイド9は、基端ピース93をドア開口部1の開口幅方向の略中央に固定し、先端ピース91はロアローラブラケット4の先端部に回動可能に取り付け、図において(A)に示す延伸状態から(B)に示す略U字状の屈曲状態を経て、(C)に示す最終屈曲状態に変形可能とし、さらに、先端ピース91からドアハーネス7を導き出すドアハーネス用筒91cを先端ピース91の回動中心である垂直支軸91aと同軸に設けた。
請求項(抜粋):
車体の側部に設けられたドア開口部(1)を開閉するスライドドアの下前部にロアローラブラケット(4)が設けられ、このロアローラブラケット(4)に設けられたロアローラ(6)をガイドするとともに前端部に湾曲部(2a)を有したロアガイドレール(2)が、前記ドア開口部下部の車体に設けられ、前記車体とスライドドアとの間で給電を含んで電気的な信号の授受を行うドアハーネス(7)が、車体からスライドドアへ掛け渡され、前記ドアハーネス(7)を内包可能に形成されたハーネスガイド(9)が、隣り合うピースどうしを垂直方向の軸を中心に一方に回動可能で他方の回動を所定位置で規制した状態で連続的に連結して、全体として延伸状態から一方には平面視略U字形状に屈曲可能である一方、延伸状態から他方には屈曲不可能に形成され、前記ハーネスガイド(9)は、基端に設けられている基端ピース(93)が車体のドア開口部(1)の前後方向の略中央位置より後方に固定されている一方、先端に設けられている先端ピース(91)が前記ロアローラブラケット(4)に回動軸(91a)を介して回動可能に取り付けられ、前記先端ピース(91)には、ハーネスガイド(9)に内包されているドアハーネス(7)を外に導き出す開口部(91b)が前記回動軸(91a)と同軸上に形成され、前記ドアハーネス(7)は、車体を配索されて基端ピース(93)からハーネスガイド(9)の内側を通り、先端ピース(91)の開口部(91b)からロアローラブラケット(4)を通ってスライドドアに配索されていることを特徴とするスライドドアのドアハーネス配索構造。
IPC (2件):
B60J 5/06 ,  B60R 16/02 620
FI (2件):
B60J 5/06 Z ,  B60R 16/02 620 C
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る