特許
J-GLOBAL ID:200903037517891548

ポリアニリン誘導体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-206726
公開番号(公開出願番号):特開平7-062093
出願日: 1993年08月20日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】 有機溶剤に可溶、またはゲル化可能であり、かつ可撓性のある自立性のフィルムやファイバーを得ることができるポリアニリン誘導体、およびその製造方法を提供することを目的とする。【構成】 下記式(I)【化1】で示される構造単位よりなる、数平均分子量が2000〜500000の範囲にあるポリアニリンを主鎖として、該主鎖が下記式(II)【化2】で示される架橋構造を形成してなり、該架橋構造に関与する窒素原子の数が、主鎖のポリアニリンの窒素原子に対して0.01〜50%の範囲あることを特徴とするポリアニリン誘導体。
請求項(抜粋):
下記式(I)【化1】[式中、m、nは0以上の整数を示し、m、nはm/(n+m)=0〜1、m+n=10〜5000という関係を満たす。]で示される構造単位よりなる、数平均分子量が2000〜500000の範囲にあるポリアニリンを主鎖として、該主鎖が下記式(II)【化2】[式中RPは、平均分子量が100〜100000の範囲あるビニルポリマー鎖を示し、A1 は下記式(1)〜(9)から選択された連結基を表し、【化3】A2 は下記式(1’)〜(9’)から選択された連結基を表し、【化4】(式中、Rは直接結合、炭素数1〜30の2価の炭化水素基、またはそのハロゲン、あるいは-COOM置換体(ただしMはH、Li、Na、K、Cs、Rb、NH4 を表す。)を示し、XはOまたはSを示し、YはO、S、またはNHを示し、ZはO、S、エステル結合、または直接結合を示し、Bは炭素数1〜30の炭化水素基、またはアルコキシ基を示し、pは0〜2の整数を示す。)よりなる群から選択された基を表す。]で示される架橋構造を形成してなり、該架橋構造に関与する窒素原子の数が、主鎖のポリアニリンの窒素原子に対して0.01〜50%の範囲あることを特徴とするポリアニリン誘導体。
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る