特許
J-GLOBAL ID:200903037558036679
インクジェットヘッド
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-263349
公開番号(公開出願番号):特開平11-099647
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 振動板基板と電極基板の接合の際に確実に非接合部分が形成でき、高精度に接合ができるインクジェットヘッドを提供する。【解決手段】 第1の基板1と第2の基板2との接合に陽極接合を利用して基板接合を行って、インクジェットヘッドを組み立てる。陽極接合法は他の接合法と比較して、ギャップGの寸法精度の確保が期待でき、基板間に電圧印加を行うことにより比較的低温(300〜400°C)で精密な接合ができる。今、電極10に発振回路14より0Vから100Vのパルス電圧を印加すると、電極10の表面がプラス電位に帯電し、対応する振動板5の下面はマイナス電位に帯電する。従って、振動板5は静電気の吸引作用により下方へ撓む。次に、電極10への電圧印加をOFFすると、振動板5は復元し、吐出室6内の圧力が急激に上昇し、ノズル溝4よりインク液滴が形成され、記録紙に向けてインク吐出が行われる。
請求項(抜粋):
インクを吐出するためのノズルと、該ノズルに連通するインク流路と、該流路の一部に設けられた振動板と、該振動板に対向して設けられた対向電極とを有し、前記振動板と前記対向電極との間に生じる静電気力を利用して、前記振動板を前記対向電極と非接触となるように変形させ、前記ノズルからインク液滴を吐出するインクジェットヘッドにおいて、前記振動板が形成される第1の基板と、前記対向電極が形成される第2の基板との間に選択的に非接着層を設けて前記第1の基板と第2の基板を接合したことを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045
, B41J 2/055
, B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A
, B41J 3/04 103 H
引用特許:
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