特許
J-GLOBAL ID:200903037577427921

無線通信機、無線信号調整方法およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山下 穣平 ,  永井 道雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-065082
公開番号(公開出願番号):特開2008-228043
出願日: 2007年03月14日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】移動局における送信信号のI/Q調整を自動的に行うための技術を提供する。【解決手段】無線通信機(1000)は、送信系回路(1000A)及び受信系回路(1000B)と、受信系回路及びアンテナ(116)間にて送信系回路の出力先を切り換えるスイッチ(115)とを備える。送信系回路は、擬似的なI/Q成分のパターン信号を出力する符号器(101)と、パターン信号を調整値により補正する調整器(105,106)と、補正後のパターン信号を直交変調する変調器(109)とを有する。受信系回路は、送信系回路からの信号を復調してI/Q信号を生成する復調器(120)と、I/Q信号の誤差成分を検出するプロセッサ(126b)と、誤差成分の調整値を調整器に設定する制御回路(100)とを有する。制御回路は、最小の誤差成分に対応する調整値を送信処理時の調整器に適用する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
I/Q成分が含まれる無線信号を送受信する送信系回路および受信系回路と、前記受信系回路およびアンテナ間にて前記送信系回路の出力先を切り換えるスイッチとを備え、 前記送信系回路は、擬似的なI/Q成分が含まれるパターン信号を出力する符号器と、前記パターン信号の振幅誤差および直流オフセットを含む誤差成分を調整値により補正する調整器と、第1の周波数の信号を発振する第1の発振器と、前記調整器から出力されたパターン信号を第1の周波数により直交変調する変調器とを有し、 前記受信系回路は、第2の周波数の信号を発振する第2の発振器と、前記送信系回路から供給された信号を第2の周波数により復調してI/Q信号を生成する復調器と、I/Q信号の振幅誤差および直流オフセットを含む誤差成分を検出するプロセッサと、前記プロセッサにより検出された誤差成分を補正するための調整値を求め該調整値を新たな調整値として前記調整器に設定する制御回路とを有し、 前記制御回路は、前記送信系回路の出力先がアンテナである間に前記調整器に設定すべき調整値として、前記送信系回路の出力先が前記受信系回路である間に検出された最小の誤差成分に対応する調整値を設定することを特徴とする無線通信機。
IPC (2件):
H04L 27/18 ,  H04B 1/40
FI (2件):
H04L27/18 Z ,  H04B1/40
Fターム (10件):
5K004AA05 ,  5K004FF00 ,  5K004FF05 ,  5K011DA05 ,  5K011DA15 ,  5K011DA21 ,  5K011DA27 ,  5K011GA05 ,  5K011JA01 ,  5K011LA06
引用特許:
出願人引用 (3件)

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