特許
J-GLOBAL ID:200903037631676673

車室内こもり音低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-082326
公開番号(公開出願番号):特開平6-027971
出願日: 1992年04月03日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 煩雑な作業や不快感を与えずスピーカ/マイク間伝達特性を求め効果的に安定した細かい騒音低減の可能な車室内こもり音低減装置を提供する。【構成】 エンジン振動騒音と相関の高いプライマリソースPSEは適応フィルター11、12と無人状態伝達特性設定回路17a、18a、19a、20aとに入力され、適応フィルター11、12によりキャンセル信号として合成されてスピーカ13、14から相殺音として出力され、受聴点の騒音低減状態がエラーマイク15、16により誤差信号として検出されてLMS演算回路21、22に入力される。一方、無人状態伝達特性設定回路17a、18a、19a、20aで補正された信号は予め乗員の影響が記憶された乗員影響特性回路17b、18b、19b、20bで補正されLMS演算回路21、22に入力されて上記誤差信号が最小となるよう適応フィルター11、12のフィルタ係数を更新する。
請求項(抜粋):
エンジン振動と相関の高い騒音振動源信号を適応フィルターによりキャンセル信号として合成するキャンセル信号合成手段と、上記キャンセル信号を騒音に対する相殺音として音源から発生する相殺音発生手段と、受聴点における騒音低減状態を誤差信号として検出する誤差信号検出手段と、予め乗員のいない状態で随時上記相殺音発生手段と上記誤差信号検出手段との間の伝達特性を無人状態伝達特性として設定する無人状態伝達特性設定手段と、乗員の着座状態が上記無人状態伝達特性に与える影響を予め記憶し乗員影響特性として設定する乗員影響特性記憶設定手段と、上記騒音振動源信号を上記無人状態伝達特性と上記乗員影響特性とで補正し、この補正した騒音振動源信号と上記誤差信号とに基づき上記適応フィルターのフィルター係数を更新するキャンセル信号更新手段とを備えたことを特徴とする車室内こもり音低減装置。
IPC (5件):
G10K 11/16 ,  F01N 1/06 ,  H03H 17/04 ,  H03H 21/00 ,  B60R 11/06
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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