特許
J-GLOBAL ID:200903037898316463

船の支持構造に組み込まれる、角部構造を改良した防水性で断熱性のタンク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-184476
公開番号(公開出願番号):特開2000-118484
出願日: 1999年06月29日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 タンクの角部にある接続リングが簡単な構造を有し低価格で容易に固定されるタンクを提供すること。【解決手段】 タンクは、2個の連続的な防水障壁を有し、支持構造は、その二重船体の内側を形成する壁1、および2個の横隔壁2を有し、これらの防水障壁は、断熱障壁と交互になっている。この主要および二次断熱障壁部品の角部は横隔壁が内面と交わるゾーンで、接続リング形状で接続される。その構造は横隔壁とこの内面との交差立体角3に沿って保持され、各接続リングは断熱材料22に剛性金属型枠21を合体させた組立式複合主梁20を有し、剛性型枠は中心固定化係留ゾーン29を規定する。このゾーンは、中心固定化係留ゾーンに固定するために、接続角部を二分する平面と二次防水障壁の伸長部との間の交差部にある。型枠の対向末端23は、横隔壁および内面で支持された固定手段26によって、支持構造に固定される。
請求項(抜粋):
船の支持構造に組み込まれる防水性で断熱性のタンクであって、該タンクは、2個の連続的な防水障壁を有し、その一方は、該タンク内に含まれる製品と接触している主要なもの(17)であり、そして他方は、該主要防水障壁と該支持構造との間に位置している二次的なもの(13)であり、該支持構造は、各タンクに対して、一方では、該船の軸と実質的に平行であってその二重船体の内側を形成する壁(1)を有し、他方では、該船の軸に実質的に垂直な2個の横隔壁(2)を有し、該2個の防水障壁は、2個の断熱障壁と交互になっており、該主要断熱障壁は、直線上に実質的に連続的に配列されかつ該二次断熱障壁(4、104)に機械的に接合された締め付け手段(12)により、該二次防水障壁に対して押し付けた状態で保持されており、該主要および二次断熱障壁部品の角部の接続は、該横隔壁(2)が該二重船体の内面(1)と交わるゾーンにて、接続リング形状で達成され、その構造は、該横隔壁と該二重船体の内面との間の交差立体角(3)の全長に沿って、実質的に一定のまま保持され、ここで、各接続リングは、断熱材料(22)に剛性金属型枠(21)を合体させて構成した組立式複合主梁(20)を有し、該剛性型枠は、中心固定化係留ゾーン(29)を規定しており、該ゾーンは、実質的に、該二次防水障壁を該型枠の該中心固定化係留ゾーンに機械的に固定するために、該交差立体角の各側面上にて、該交差立体角から開始する接続角部を二分する平面と該二次防水障壁の伸長部(13)との間の交差部にあり、該型枠の対向末端(23)は、それぞれ、該横隔壁および該二重船体の内面により支持された固定手段(26)によって、この支持構造に固定されていることを特徴とするタンク。
IPC (2件):
B63B 25/16 103 ,  B63B 25/16
FI (2件):
B63B 25/16 103 ,  B63B 25/16 P
引用特許:
審査官引用 (3件)

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