特許
J-GLOBAL ID:200903037947499145

地下構造物の施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-085719
公開番号(公開出願番号):特開2007-262679
出願日: 2006年03月27日
公開日(公表日): 2007年10月11日
要約:
【課題】 軌道下の地盤中に、上面にフリクションカット板を載置しているパイプ列からなるパイプルーフを推進させながら、このパイプルーフに後続して上記フリクションカット板の下面に沿って地下構造物を推進させる際に、パイプの先端部側が下方に撓み変形するのを防止し、且つ、フリクションカット板が地下構造物と共動きするのを防止する。【解決手段】 パイプルーフを構成する各パイプ4上には、該パイプ4の前端上面に前端を固着させているフリクションカット板2が載置されてあり、このフリクションカット板2の後端を油圧ジャッキ8aによって一定の引張力でもって引張りながらパイプ4の推進と地下構造物1の推進とを交互に行いない、その引張力により、パイプ4を水平状態に保持しながら推進させると共に地下構造物1の推進時にはフリクションカット板2が共動きするのを防止する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
地下構造物の前端開口部に装着した刃口の上面に複数本のパイプを横方向に並設状に且つ前後摺動自在に支持してこれらのパイプ列によりパイプルーフを形成すると共に、各パイプの上面にフリクションカット板を載置してこのフリクションカット板の前端をパイプの前端に一体に固着する一方、後部を上記地下構造物の上床部上面に載置させ、この状態で上記パイプルーフを一定長、地中に掘進させる工程と、このパイプルーフの掘進に後続して地下構造物を一定長、地中に推進、埋設させる工程とを繰り返し行うことによって地中に地下構造物を埋設、施工する方法において、パイプルーフの各パイプの掘進時には該パイプ上のフリクションカット板を一定の引張力でもって後方に張引することにより掘進中におけるパイプ前端部の下方への移動を防止し、地下構造物の推進時にはパイプルーフ上の全てのフリクションカット板を後方に張引した状態を保持して推進中におけるフリクションカット板の地下構造物との共動きを防止することを特徴とする地下構造物の施工方法。
IPC (2件):
E21D 9/04 ,  E21D 9/06
FI (2件):
E21D9/04 F ,  E21D9/06 311Z
Fターム (10件):
2D054AA10 ,  2D054AB05 ,  2D054AC15 ,  2D054AC18 ,  2D054AD05 ,  2D054AD23 ,  2D054BA14 ,  2D054BA16 ,  2D054DA03 ,  2D054FA13
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公昭59-27833号公報
審査官引用 (4件)
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