特許
J-GLOBAL ID:200903038055905420

脱芳香族化され脱硫された高セタン指数の燃料を製造するための軽油留分変換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-350611
公開番号(公開出願番号):特開平10-183144
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 軽油留分を処理して、脱芳香族化され、脱硫された、セタン指数の高い燃料を製造する方法を提供する。【解決手段】a)該軽油留分と水素とをして、無機担体、触媒に対する約0.5〜40重量%のVIB 族の金属または金属化合物、触媒に対する約0.1〜30重量%のVIII族の金属または金属化合物、および担体に対する五酸化燐約0.001〜20重量%の燐または燐化合物を含む触媒上を通過せしめる。b)上記段階から出てきた、脱硫され、脱窒された生成物の少なくとも一部、好ましくは全部ならびに水素をして、触媒に対する約0.01〜20重量%の第VIII族の少なくとも1種の貴金属または貴金属化合物および好ましくは少なくとも1種のハロゲンを無機担体上に含有する触媒上を通過せしめる。
請求項(抜粋):
軽油留分を、脱芳香族化され脱硫された高セタン指数の燃料に変換する方法において、互いに独立した下記第一および第二の段階の各々のレベルで水素の導入を行い、場合によっては互いに独立した下記第一および第二の段階の各々のレベルで水素の再循環を行うことを特徴とする方法:a)脱硫および極度の脱窒と呼ぶ少なくとも一つの第一段階において、軽油留分と水素とをして、無機担体、完成触媒の重量に対する重量で表現して約0.5〜40%の量の元素周期律表第VIB 族の少なくとも1種の金属または金属化合物、完成触媒の重量に対する重量で表現して約0.1〜30%の該周期律表第VIII族の少なくとも1種の金属または金属化合物、および担体の重量に対する五酸化燐の重量で表現して約0.001〜20%の燐または少なくとも1種の燐化合物を含む触媒上を通過せしめる;b)脱芳香族化と呼ばれる少なくとも一つの後続する第二の段階において、第一段階から出てきた、水蒸気ストリッピングで得られた、少なくとも部分的に脱硫され、脱窒された生成物の少なくとも一部ならびに水素をして、完成触媒の重量に対する金属の重量で表現して約0.01〜20%の第VIII族の少なくとも1種の貴金属または貴金属化合物を無機担体上に含有する触媒上を通過せしめる。
IPC (5件):
C10G 65/08 ,  B01J 23/42 ,  B01J 27/19 ,  C10G 45/08 ,  C10G 45/52
FI (5件):
C10G 65/08 ,  B01J 23/42 M ,  B01J 27/19 M ,  C10G 45/08 Z ,  C10G 45/52
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (5件)
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