特許
J-GLOBAL ID:200903038070164208

懸架系の減衰力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-105474
公開番号(公開出願番号):特開平9-290612
出願日: 1996年04月25日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 車体振動を抑制し乗り心地を高めるとともに、車両の車線変更、旋回時、または高速走行時におけるタイヤ接地性を十分に保ち走行安定性を良好にする懸架系の減衰力制御装置を提供する。【解決手段】 減衰力可変式ショックアブソーバ4の減衰定数目標値を演算する減衰定数目標値演算手段3が、この減衰定数目標値を構成する基本減衰定数目標値を、車両の操舵速度が設定値よりも大きいか小さいかにしたがって、大きな値と小さな値との間で選択的に切り換えるようにした。また、この切り換えを、横加速度検出手段6からの横加速度、または車速検出手段からの車速にしたがって行うようにした。
請求項(抜粋):
バネ上とバネ下の相対速度検出手段と、バネ上とバネ下の相対変位検出手段と、これらから検出された相対速度と相対変位を入力として減衰力可変ショックアブソーバの減衰定数目標値を設定する減衰定数目標値演算手段と、この減衰定数目標値を入力して減衰定数を調節する減衰力可変ショックバブソーバとを備えるとともに、前記減衰力目標値演算手段は、所定の定数である基本減衰定数目標値を設定する目標値設定手段と、前記相対速度及び相対変位に基づいて演算した理想減衰力を修正した減衰定数修正値を演算する修正値演算手段とを備え、これら基本減衰定数目標値と減衰定数修正値とを含む減衰定数目標値を出力することを特徴とする懸架系の減衰力制御装置において、車両の操舵速度を検出する操舵速度検出手段を備え、前記目標値設定手段は、前記操舵速度が設定値よりも小さなときには前記基本減衰定数目標値として小さい所定値を選択し、前記操舵速度が設定値よりも大きなときには前記基本減衰定数目標値として大きい所定値を選択することを特徴とする懸架系の減衰力制御装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  F16F 9/50
FI (2件):
B60G 17/015 A ,  F16F 9/50
引用特許:
審査官引用 (8件)
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