特許
J-GLOBAL ID:200903038208797487

変電所構内故障点標定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-344448
公開番号(公開出願番号):特開平10-170589
出願日: 1996年12月10日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 現状の変電所構内に変流器を追加設置して故障点を標定する方法では標定区画の細分化に限界があり、また変流器自体に費用がかさみ、さらに変流器の設置スペースの制約により既設の変電所への適用が難しい。【解決手段】 変電所構内1に、電磁波を検出して信号を出力する少なくとも3個以上の電磁波検出部21,22,23を設置し、これら電磁波検出部21,22,23の出力信号を取り込み、それぞれの出力信号の間の相対時間差を求める時間差検出部4を設け、求めた相対時間差に電磁波伝搬速度を乗じて距離の差に換算し、電磁波の放射源のエリアを特定するエリア特定部5を設け、特定したエリアをあらかじめ記憶しておいた機器や母線の配置状況と比較・照合することにより故障点を標定する故障点標定部6を設け、標定した故障点を通報する出力部7を設ける。
請求項(抜粋):
変圧器や開閉器などの機器および母線により構成されている変電所の構内に設置され、電磁波を検出して信号を出力する少なくとも3個以上の電磁波検出部と、これら電磁波検出部の出力信号を取り込み、それぞれの出力信号の間の相対時間差を求める時間差検出部と、この時間差検出部で求めた相対時間差に電磁波伝搬速度を乗じて距離の差に換算し、電磁波の放射源のエリアを特定するエリア特定部と、このエリア特定部で特定したエリアを、あらかじめ記憶しておいた機器や母線の配置状況と比較・照合して、電磁波を放射した機器あるいは母線の区画を故障点と標定する故障点標定部と、この故障点標定部で標定した故障点を通報する出力部と、を備えたことを特徴とする変電所構内故障点標定装置。
引用特許:
審査官引用 (8件)
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