特許
J-GLOBAL ID:200903038220430912

シリーズハイブリッド車両、モータ制御装置、モータ駆動システム、およびモータ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-356811
公開番号(公開出願番号):特開2008-167612
出願日: 2006年12月29日
公開日(公表日): 2008年07月17日
要約:
【課題】タイヤと地面との接触に起因して発生する車両の振動(つまり、タイヤ振動)を除去することができるシリーズハイブリッド車両を提供する。【解決手段】モータの速度信号が速度ダンピング制御系に入力されると、2次のハイパスフィルタ(2次HPF23)により、通常の速度変動に起因する速度信号の0.1[Hz]成分を含む直流成分が遮断される。これによって、タイヤ振動に起因する1.2[Hz]の振幅成分は適正に2次HPF23を通過し、補償信号として抽出される。その結果、1.2[Hz]の周波数帯域の振幅成分は0.1[Hz]の振幅成分のリミッタ30にかかることなく、適正なトルク電流指令補正値として出力される。これによって、タイヤ振動に起因する速度変動成分は適正に除去されるので、車両に対してタイヤ振動が発生するおそれはなくなる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
伝達系の振動周波数による速度変動成分を打ち消すためのトルク電流指令補正値をモータ制御系にフィードバックして車両の振動を除去する速度ダンピング制御系を備えたシリーズハイブリッド車両であって、 前記速度ダンピング制御系は、前記伝達系によって駆動されるタイヤが地面に接して生じる摩擦力と前記タイヤの回転力とによって、前記タイヤが変形することに起因するタイヤ振動周波数による前記速度変動成分を通過または実質的に通過させるとともに、直流成分近傍の周波数帯域の通過を抑制するフィルタを備える ことを特徴とするシリーズハイブリッド車両。
IPC (2件):
B60L 3/00 ,  B60L 11/12
FI (2件):
B60L3/00 C ,  B60L11/12
Fターム (23件):
5H115PA01 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PI29 ,  5H115PU01 ,  5H115PU08 ,  5H115PU26 ,  5H115PV09 ,  5H115QE15 ,  5H115QN03 ,  5H115QN06 ,  5H115QN08 ,  5H115QN13 ,  5H115RB14 ,  5H115RB26 ,  5H115SE03 ,  5H115SE10 ,  5H115SF30 ,  5H115TB03 ,  5H115TO30 ,  5H115TR05 ,  5H115TW06
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)
  • 駆動力制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-258152   出願人:日産自動車株式会社
  • 車輪振動の検出方法および装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2001-534656   出願人:ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
  • 車両制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-335230   出願人:株式会社デンソー

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