特許
J-GLOBAL ID:200903038229429860
パケット多重化装置及びパケット多重化プログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
磯野 道造
, 多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-304334
公開番号(公開出願番号):特開2009-130678
出願日: 2007年11月26日
公開日(公表日): 2009年06月11日
要約:
【課題】可変長のパケットを、固定長の伝送スロットに多重化して送信する送信路において、圧縮ヘッダパケットの復元を成功させる機会を減少させることなく行えるパケット多重化装置及びパケット多重化プログラムを提供する。【解決手段】パケット多重化装置1は、入力されたフローごとに圧縮モード又は非圧縮モードに予め設定されたパケットのそれぞれを可変長のブロックであるコンテナに収め、当該コンテナを固定長のブロックである伝送スロットに格納して送信するものであって、ヘッダ圧縮手段3と、CIDテーブル保持手段5と、パケットコンテナ化手段7と、パディング長算出手段9と、パディング制御手段13と、伝送スロット格納手段15と、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力されたフローごとに圧縮モード又は非圧縮モードに予め設定されたパケットのそれぞれを可変長のブロックであるコンテナに収め、当該コンテナを固定長のブロックである伝送スロットに格納して送信するパケット多重化装置であって、
前記フローごとのパケットが同一のフローに属していることを示すCID及び前記パケットのヘッダに記述されているヘッダ情報を対応付けたCIDレコードを収めたCIDテーブルを、当該CIDレコードを生成した時刻と共に保持するCIDテーブル保持手段と、
前記圧縮モードに該当するフローのパケットそれぞれを、前記CIDを含んだCIDヘッダと前記ヘッダ情報の一部とからなるフルヘッダを有したフルヘッダパケット又は前記CIDを含んだCIDヘッダを有したフル圧縮パケットとすると共に、前記CIDテーブル保持手段から圧縮する際に用いるCIDを読み出して、当該CIDと対応付けたヘッダ情報を、前記CIDテーブル保持手段に書き込むヘッダ圧縮手段と、
このヘッダ圧縮手段でヘッダが圧縮されたフルヘッダパケット及びフル圧縮パケットと、前記非圧縮モードに該当するフローの非圧縮パケットとを、前記コンテナそれぞれに、収めるパケットを示すコンテナタイプと当該コンテナ長とを付加して収めるコンテナ化手段と、
このコンテナ化手段によりコンテナ化された各コンテナについて、予め設定された時間内に入力されたコンテナのコンテナ長の総和から、予め設定された伝送スロット長を減算することで、前記伝送スロットに対し、パディング制御する際の基準となる必要パディング長を算出するパディング長算出手段と、
このパディング長算出手段で算出された必要パディング長と、前記CIDテーブル保持手段のCIDテーブルの中でCIDレコードが生成されてから最も時間が経過しているCIDレコードと、前記伝送スロットに格納されるコンテナのコンテナタイプとに基づいて、前記伝送スロットの空き領域を埋めるヌルを収めたヌルコンテナ又はフルヘッダが予め設定した時間内に予め設定した個数含まれるようにしたコンテナを出力するように制御するパディング制御手段と、
このパケット制御手段で制御されたヌルコンテナ又はコンテナと、前記コンテナ化手段でコンテナ化された各コンテナとを格納した前記伝送スロットを出力する伝送スロット格納手段と、
を備えることを特徴とするパケット多重化装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H04L12/56 Z
, H04L13/00 307Z
Fターム (13件):
5K030GA03
, 5K030HA08
, 5K030HB16
, 5K030HD03
, 5K030JA05
, 5K030KA05
, 5K030MB11
, 5K034AA01
, 5K034DD01
, 5K034EE11
, 5K034HH05
, 5K034MM02
, 5K034MM25
引用特許:
出願人引用 (6件)
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特許第3323483号公報
-
特許第3730835号公報
-
特許第3323484号公報
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