特許
J-GLOBAL ID:200903038309903768

皮革様シートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-367115
公開番号(公開出願番号):特開2000-192372
出願日: 1998年12月24日
公開日(公表日): 2000年07月11日
要約:
【要約】【課題】繊維から一成分を抽出する際に、強度等の機械的性質あるいは風合等の触感が劣化することのない皮革様シートを提供する。【解決手段】重合度が200から500、鹸化度が90から99.99モル%、ビニルアルコールユニットに対するトライアッド表示による水酸基3連鎖の中心水酸基のモル分率が70〜99.9モル%であり、融点が160〜230°Cであるポリビニルアルコール(A)100重量部に対してアルカリ金属イオン(B)が0.0003〜1重量部含有されているアルカリ金属含有ポリビニルアルコール(C)と融点が270°C以下の熱可塑性ポリマー(D)とから得られる溶融紡糸繊維から不織布を製造し、ポリウレタンを含浸・凝固した後、成分(C)を水で抽出して、必要により表面を毛羽立てるかあるいは表面に銀面層を形成して皮革様シートを得る。
請求項(抜粋):
下記工程(1)〜(4)(1)重合度が200〜500で鹸化度が90〜99.99モル%、ビニルアルコールユニットに対するトライアッド表示による水酸基3連鎖の中心水酸基のモル分率が70〜99.9モル%であり、融点が160〜230°Cであるポリビニルアルコール(A)100重量部に対してアルカリ金属イオン(B)がナトリウム換算で0.0003〜1重量部含有されているアルカリ金属含有ポリビニルアルコール(C)と融点が270°C以下の熱可塑性ポリマー(D)とからなる溶融紡糸繊維を製造する工程、(2)工程(1)で得られた繊維を布帛とする工程、(3)該溶融紡糸繊維から成分(C)を水により抽出除去する工程、(4)布帛に弾性重合体を含浸・凝固する工程、を(1)、(2)、(3)および(4)の順次で行うか又は(1)、(2)、(4)および(3)の順序で行うことにより皮革様シートを製造する方法。
Fターム (6件):
4F055AA01 ,  4F055EA12 ,  4F055EA14 ,  4F055EA24 ,  4F055FA15 ,  4F055GA01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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