特許
J-GLOBAL ID:200903038318217877

可逆的熱発色性組成物およびそれを用いた記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武井 秀彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-195738
公開番号(公開出願番号):特開平9-024670
出願日: 1995年07月10日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 発色剤と顕色剤の反応を利用した可逆的熱発色性組成物において、耐光性に優れ、発色と消色の繰り返しが安定して行える可逆的熱発色性組成物を提供するとともに、可逆的熱発色性組成物を含有する感熱記録層を設けた可逆的感熱記録媒体を提供する。【解決手段】 電子供与性呈色性化合物と電子受容性化合物を主成分として含有し、加熱温度および加熱後の冷却速度の違いにより相対的に発色した状態と消色した状態を形成し得る熱発色性組成物において、電子供与性呈色性化合物として、下記一般式(1)で表わされるフルオラン化合物を含有させる可逆的熱発色性組成物。フルオラン化合物の具体例としては、例えば2-(2′,6′-ジエチルアニリノ)-6-ジエチルアミノフルオランがある。
請求項(抜粋):
電子供与性呈色性化合物と電子受容性化合物を主成分として含有し、加熱温度および加熱後の冷却速度の違いにより相対的に発色した状態と消色した状態を形成し得る熱発色性組成物において、電子供与性呈色性化合物として、下記一般式(1)(化1)で表わされるフルオラン化合物を含有させることを特徴とする可逆的熱発色性組成物。【化1】式中R1は水素又は炭素数1〜4のアルキル基、R2は炭素数1〜6の直鎖又は分岐アルキル基、シクロアルキル基、テトラヒドロフルフリル基又は置換されていてもよいフェニル基を示す。フェニル基への置換基としては、メチル基、エチル基などの低級アルキル基またはハロゲンである。R3は、水素、炭素数1〜2の低級アルキル基、アルコキシ基またはハロゲンを示す。R4、R5は、対称若しくは非対称のメチル基、エチル基、メトキシ基またはハロゲンを示す。R6は水素、メチル基、アセチル基またはハロゲンを示す。
IPC (2件):
B41M 5/26 ,  B41M 5/30
FI (2件):
B41M 5/18 101 A ,  B41M 5/18 105
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (11件)
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