特許
J-GLOBAL ID:200903038325562091

インターレース動画像の動き補償予測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-174687
公開番号(公開出願番号):特開平6-078298
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 インターレース動画像の符号化で用いられる動き補償予測において、インターレースブロック当り1個の動きベクトルを用いたフィールド動き補償を行うことにより符号化効率および画質の向上を図る。【構成】 入力画面(10)および参照画面(11)はブロックごとに同一パリティ動き検出器(12)、近傍フィールド動き検出器(13)、フィールド間補間動き検出器(14)にそれぞれ入力され、いずれもブロックあたり1個の動きベクトルで動きサーチし、これらの動き検出器(12,13,14)から出力される予測誤差信号(E1,E2,E3)は比較器15に入力され、ここでどの動き検出モードかが決定され、選択モードZMが出力される。選択器16はこの選択モードにもとづき動きベクトル(V1,V2,V3)の中から選択を行いZVとして出力する。
請求項(抜粋):
入力画面と参照画面を用いブロック単位で動き補償を行うインターレース動画像の動き補償予測装置において、フィールドブロック単位に分解された入力画面および参照画面を格納する手段と、該ブロックごとに、同じパリティを持つ入力画面と参照画面のフィールドブロック間で、各フィールドに対して同一のベクトルを用いて動きを検出し、動きベクトルを求め、該動き検出からそれぞれのフィールド予測誤差の合計を求める同一パリティフィールド動き検出手段と、該ブロックごとに、入力画面に時間的に一番近い参照画面のフィールドブロック間で各フィールドに対して同一のベクトルを用いて動きを検出し、動きベクトルを求め、該動き検出からそれぞれのフィールド予測誤差の合計を求める近傍フィールド動き検出手段と、該ブロックごとに、参照画面の2つのフィールド画面を合成した画面と入力画面との間で各フィールドに対して同一のベクトルを用いて動きを検出し、動きベクトルを求め、該動き検出からそれぞれのフィールド予測誤差の合計を求めるフィールド間補間動き検出手段と、前記各動き検出手段から出力された予測誤差を比較し、一番小さい予測誤差を示す選択フラグと、該一番小さい予測誤差を出力した動き検出手段からの動きベクトルを選択する手段とを具備し、該符号化された予測誤差に、いずれの動き検出手段からの出力を選択したかを示す選択フラグおよび該選択フラグに対応した動きベクトルを付加して伝送するようにしたことを特徴とするインターレース動画像の動き補償予測装置。
IPC (2件):
H04N 7/137 ,  H04N 11/04
引用特許:
審査官引用 (4件)
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