特許
J-GLOBAL ID:200903038498087186

自己倍力式の電気機械式車両ブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢野 敏雄 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-518631
公開番号(公開出願番号):特表2006-514248
出願日: 2004年11月18日
公開日(公表日): 2006年04月27日
要約:
本発明は、電気機械式の操作装置(38)と、楔機構(36)とを有した機械的な自己倍力装置とを備えた電気機械式ディスクブレーキ(10)に関する。本発明によれば、楔(28)がブレーキディスク(16)に対して平行に、ブレーキパッド(26)に対して相対的に摺動可能に形成されていて、楔(28)の摩擦ブレーキパッド(26)に対する相対運動が連行体(44)によって一方の方向に制限されている。本発明によれば、楔(28)と摩擦ブレーキパッド(26)との連結解除は、ブレーキディスク(16)の一方の回転方向で行われる。自己倍力装置(36)はこれにより、ブレーキディスク(16)の一方の回転方向でのみ作用する。ブレーキディスク(16)の回転方向が逆の場合には、ディスクブレーキ(10)は自助ニュートラルである。
請求項(抜粋):
自己倍力式の電気機械式車両ブレーキであって、車両ブレーキによって制動可能なブレーキ本体の一方の回転方向で運動可能な摩擦ブレーキパッドが設けられており、摩擦ブレーキパッドを制動のためにブレーキ本体へ押し付けることのできる電気機械式の操作装置が設けられており、楔と該楔のための対向支承部とを備えた機械的な、ブレーキ本体の回転方向で作用する自己倍力装置が設けられており、該自己倍力装置は、制動時に回転するブレーキ本体から摩擦ブレーキパッドに加えられる摩擦力を、摩擦ブレーキパッドをブレーキ本体に押し付ける押圧力に変換し、この場合、楔は、制動時に回転するブレーキ本体から摩擦ブレーキパッドに加えられる摩擦力によって、ブレーキ本体の回転方向で負荷され、対向支承部における支持により楔作用に基づき、押圧力が摩擦ブレーキパッドに加えられる形式のものにおいて、 摩擦ブレーキパッド(26)が楔(28)のための連行体(44)を有しており、該連行体(44)が楔(28)を、自己倍力装置(36)が作用する、ブレーキ本体(16)の一方の回転方向(48)で、摩擦ブレーキパッド(26)と一緒に運動させ、車両ブレーキ(10)が摩擦ブレーキパッド(26)のためのストロークリミット(46,54)を有しており、このストロークリミットが、逆方向での摩擦ブレーキパッド(26)の行程距離を制限することを特徴とする、自己倍力式の電気機械式車両ブレーキ。
IPC (3件):
F16D 55/16 ,  F16D 65/18 ,  F16D 65/54
FI (4件):
F16D55/16 ,  F16D65/18 A ,  F16D65/18 B ,  F16D65/54 A
Fターム (17件):
3J058AA43 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA63 ,  3J058AA69 ,  3J058AA73 ,  3J058AA78 ,  3J058AA83 ,  3J058AA87 ,  3J058BA01 ,  3J058BA57 ,  3J058BA62 ,  3J058CC15 ,  3J058CC25 ,  3J058CC42 ,  3J058DA03 ,  3J058FA01
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 電動式ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-242679   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • サーボディスクブレーキ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-016716   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 携帯用刈払機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-049352   出願人:株式会社共立

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