特許
J-GLOBAL ID:200903038851759860

車両用交流発電機及びショットキバリアダイオード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-158124
公開番号(公開出願番号):特開平9-009522
出願日: 1995年06月23日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】発電機特有の高サージ電圧に対する信頼性の低下及び周辺回路及び製造工程の複雑化を招くことなく整流素子の内部発熱の低減及び整流効率の向上を実現可能な車両用交流発電機及びそれに好適なショットキバリアダイオードを提供する。【構成】車両用交流発電機の全波整流器2構成する整流素子をショットキバリアダイオードSで構成する。ショットキバリアダイオードSは、サージ電圧により生じる大きな雪崩降伏電流による発熱などにより整流特性が劣化し、逆方向電圧印加時の漏れ電流が増大してしまうという欠点を有するが、本構成では、ショットキバリアダイオードSと並列に接続した定電圧ダイオードZによりサージ電圧を吸収するので、サージ電圧が印加された場合に定電圧ダイオードZが降伏する。従って、ショットキバリアダイオードSには定電圧ダイオードZの降伏電圧を超える逆方向電圧が印加されることがなく、上記降伏電圧を超えるサージ電圧による電流(サージ電流と呼ぶ)がショットキバリアダイオードSに流れることがない。
請求項(抜粋):
アノードが多相の電機子巻線の各出力端に個別に接続されるとともにカソードがバッテリの高位端に個別に接続される多数の高位側の整流素子と、アノードが前記各出力端に個別に接続されるとともにカソードがバッテリの低位端に個別に接続される多数の低位側の整流素子とを有し、前記両整流素子の少なくとも一方はショットキバリアダイオードからなる全波整流器と、前記ショットキバリアダイオードをバイパスする回路中に配設されて前記電機子巻線から前記ショットキバリアダイオードに印加されるサージ電圧を吸収するサージ電圧吸収手段とを備えることを特徴とする車両用交流発電機。
IPC (4件):
H02J 7/14 ,  H01L 29/872 ,  H02K 19/36 ,  H02P 9/00
FI (5件):
H02J 7/14 P ,  H02J 7/14 E ,  H02K 19/36 C ,  H02P 9/00 B ,  H01L 29/48 G
引用特許:
審査官引用 (9件)
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