特許
J-GLOBAL ID:200903038903114382

事例の類似性に基づいた推論方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-152668
公開番号(公開出願番号):特開2001-331316
出願日: 2000年05月18日
公開日(公表日): 2001年11月30日
要約:
【要約】【課題】従来技術では、事例の分布が一様でない場合に推論精度が低下することがある。また推論の確信度の算出機能が有効に作用しないことがある。【解決手段】事例の類似度を算出するステップを実行後、類似性が高い事例の推論値算出用フィールド値の分布情報を利用しつつ類似事例を決定する。未知事例の周辺分布を考慮して類似事例を決定するため、事例の分布が一様ではない場合にも適切な類似事例を選択し、推論を行うことが可能になる。また、類似性が高い事例の推論値算出用フィールド値の分布情報を利用しつつ確信度を決定することで、事例の分布が一様ではない場合にも適切な確信度を算出することが可能になる。
請求項(抜粋):
少なくとも2個のフィールドを含むレコード形式の事例間の類似度を使用して推論する際に、推論の確からしさを確信度として算出する方法であって、事例間の類似度を計算に用いる少なくとも1個の入力フィールドと、推論値の算出の対象となる少なくとも1個の出力フィールドとを設定するステップと、推論誤差の許容値を含む類似度算出に関するパラメータを入力するステップと、値が未知の出力フィールドを少なくとも1個有する未知事例を入力するステップと、前記未知事例と、蓄積されている既知事例との類似度を既知事例ごとに算出するステップと、前記類似度の大きい順に、既知事例の出力フィールド値を参照して出力フィールドの分布情報を生成するステップと、前記分布情報を前記許容値と比較して、推論の確信度を算出するステップと、既知事例の出力フィールド値と前記算出した類似度を用いて未知事例の出力フィールド値の推論値を算出するステップと、前記推論値と前記確信度を出力するステップとからなることを特徴とする推論方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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