特許
J-GLOBAL ID:200903038929025507

コグニティブ通信システムおよびこのシステムで用いられるデータベース装置、無線通信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀口 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-002722
公開番号(公開出願番号):特開2007-184850
出願日: 2006年01月10日
公開日(公表日): 2007年07月19日
要約:
【課題】 コグニティブラジオの無線機が通信を開始する際の周波数は、その無線機で検出できる電波の利用状況のみでなく、その電波到達範囲の周波数の利用状況を正しく把握して決定する必要があった。【解決手段】 コグニティブラジオを行う無線通信システムのための周波数利用状況管理用のデータベース装置をネットワーク化し階層化する。無線通信システム(3)に含まれる第1のデータベース装置(2-4)は階層の下位に位置する。その結果、無線通信システム3が単独では知りえない情報や他のデータベース装置によって収集された情報を上位データベース装置である第2のデータベース装置(2-3a,2-2a,2-1)から得ることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
互いに無線通信可能な複数の無線通信機と、周囲の電波を受信し、該電波の周波数の利用状況を検出する検出装置と、前記検出装置において検出された前記周波数の利用状況を保存する第1のデータベース装置とから構成される無線通信システムと、 前記第1のデータベース装置を1つ以上統合する第2のデータベース装置とを備え、 前記無線通信機が送受信可能な周波数は、電波を利用する他のシステムにライセンスされた周波数を含み、 前記第1および第2のデータベース装置は、前記無線通信機が送受信可能な周波数帯域内の各周波数における電波の利用状況と該電波が利用される位置情報を共に記載し、 前記第1および第2のデータベース装置に記載される前記利用状況は、前記検出装置および類似の検出装置が受信することによって使用が検出された周波数の利用状況と、予め利用が決定されている周波数の利用状況とを含み、 前記第1および第2のデータベース装置は階層化されたネットワークを構築し、前記第1のデータベース装置は、少なくとも、前記検出装置から通知される周波数利用状況と、前記第2のデータベース装置から通知される周波数利用状況とを周波数および該周波数が利用される場所に基づいて整理、登録する登録手段と、この登録手段で登録された利用状況を前記無線通信機に配布する手段とを備え、 前記無線通信機が利用する周波数は、前記第1のデータベース装置の前記配布手段から配布された、前記利用状況から推測される利用可能周波数と、前記無線通信機が行う通信に必要なパラメータに基づいて決定されることを特徴とするコグニティブ通信システム。
IPC (1件):
H04Q 7/36
FI (1件):
H04B7/26 105D
Fターム (9件):
5K067AA11 ,  5K067BB04 ,  5K067BB21 ,  5K067DD41 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE61 ,  5K067JJ02 ,  5K067JJ11
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3583962号公報
  • 無線通信システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-346042   出願人:沖電気工業株式会社
審査官引用 (4件)
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