特許
J-GLOBAL ID:200903039102667297
リチウムイオン二次電池の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
岩橋 文雄
, 内藤 浩樹
, 永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-174819
公開番号(公開出願番号):特開2008-004466
出願日: 2006年06月26日
公開日(公表日): 2008年01月10日
要約:
【課題】ケイ素、ケイ素の酸化物、スズ、およびスズの酸化物からなる群より選ばれる少なくとも一種を含む負極活物質の不可逆容量相当のリチウムを補填するとともに、安定した皮膜形成を行うこと。【解決手段】負極集電体上に形成された負極活物質層を含む負極と、正極集電体上に形成された正極活物質層を含む正極と、非水電解質とを備えるリチウムイオン二次電池の製造方法であって、負極とリチウム付与源とを対向させ、皮膜形成剤と二酸化炭素とを溶解させた第1の非水電解質を用い、少なくとも1サイクルの充放電を行うことで、負極活物質層に不可逆容量相当のリチウムを挿入した後、負極とリチウム付与源とを分離する工程と、分離した負極と正極とをセパレータを介して対向させた電極群を、電池ケースに挿入する工程と、電池ケースに非水溶媒にリチウム塩を溶解させた第2の非水電解質を注液後、電池ケースを密封する工程とを備える。【選択図】なし
請求項(抜粋):
負極集電体と、前記負極集電体上に形成されたケイ素、ケイ素の酸化物、スズ、およびスズの酸化物からなる群より選ばれる少なくとも一種を含む負極活物質層とを含む負極と、
正極集電体と、前記正極集電体上に形成されたリチウム含有遷移金属酸化物またはリチウム含有遷移金属硫化物を含む正極活物質層とを含む正極と、
有機溶媒にリチウム塩を溶解させた非水電解質とを備えるリチウムイオン二次電池の製造方法であって、
前記負極とリチウム付与源とを対向させ、皮膜形成剤と二酸化炭素とを溶解させた第1の非水電解質を用い、少なくとも1サイクルの充放電を行うことで前記負極活物質層に不可逆容量相当のリチウムを挿入した後、前記負極と前記リチウム付与源とを分離する工程と、
分離した前記負極と前記正極とをセパレータを介して対向させた電極群を、電池ケースに挿入する工程と、
前記電池ケースに、非水溶媒にリチウム塩を溶解させた第2の非水電解質を注液後、前記電池ケースを密封する工程とを備えることを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造方法。
IPC (4件):
H01M 10/40
, H01M 4/38
, H01M 4/48
, H01M 4/58
FI (4件):
H01M10/40 A
, H01M4/38 Z
, H01M4/48
, H01M4/58
Fターム (38件):
5H029AJ02
, 5H029AJ03
, 5H029AJ04
, 5H029AJ07
, 5H029AK03
, 5H029AL11
, 5H029AL12
, 5H029AM03
, 5H029AM05
, 5H029AM07
, 5H029BJ02
, 5H029BJ13
, 5H029CJ16
, 5H029CJ22
, 5H029CJ24
, 5H029CJ28
, 5H029EJ01
, 5H029EJ05
, 5H029EJ12
, 5H050AA02
, 5H050AA08
, 5H050AA10
, 5H050AA13
, 5H050BA17
, 5H050CA08
, 5H050CA09
, 5H050CA11
, 5H050CB11
, 5H050CB12
, 5H050DA09
, 5H050EA23
, 5H050FA04
, 5H050FA18
, 5H050GA18
, 5H050GA22
, 5H050GA24
, 5H050GA27
, 5H050HA14
引用特許:
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